テニスを楽しく

一生涯テニスを楽しもう!

奪取

2015年09月04日 | Weblog

 真保裕一著 自動販売機から異常操作をして釣銭をかすめたりしたいた主人公が友達の借金の保証人になって、金が必要になり銀行の両替機を騙す偽札を作った。その偽札作りに目を付けたやくざ組織が主人公たちを脅して偽札を作らさせようと狙う。偽札の印刷原盤を彫る老人が現れ本格的な偽札を作ろうとする。その老人もやくざの人質になり殺される。また、友人も偽札作りの容疑で服役し出所してから主人公と再会して本物のお金と代わらない偽札を作って銀行とやくざを騙して5億円分の手形を手に入れる。しかし、老人とその昔偽札作りをしていた老人仲間に奪われる。最後は、主人公が偽札作りの過程を小説にするという落ちがつく。

 お金と印刷のうん蓄が詳しく書かれています。紙についても詳しく書かかれ作家は、常に作品にするため取材や調査を下地に書かなければ駄目なのですね。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿