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帰らざる街、小樽よ

2014年04月15日 | Weblog

 西村京太郎著 小樽と東京を舞台としたミステリー小説ですね。でも、主人公と思われる居酒屋の主人が途中で殺されます。あまり出番のない十津川警部が最後に引き取り謎解きをしますが中々ない展開です。詳細で気になったのが小豆の播種時期で北海道では、3月に種蒔きはしません。それと小豆が大豊作で小樽の倉庫が足りなくなるほどのことが事件の核心ですがちょっと無理があります。離農跡地に小豆を作付けしたとありますが、なんぼ世界が小豆の不作だったとはいえ莫大な利益を得る小豆の収穫量が耕作放棄地の開墾や播種、収穫に人力だけではたかが知れています。収穫を担う農業機械が間に合いません。何故、話に中心に小豆を据えたのか疑問です。作者は、北海道の農業をあまり知らないのか調査不足です。



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