東野圭吾著 主人公の兄が主人公を大学に行かせるため窃盗に入った家の老婆を殺害してしまい刑務所に収監された。その兄と主人公の心の葛藤を描いている。殺人犯の弟として差別を受けアルバイトや就職に苦労を重ねる。アルバイト先で知り合った女性との結婚するが職場の配置転換で差別を感じているときにその女性から社長への手紙で社長から話しかけられ、その会話の中でで兄との関係や周りの人との関係を問い直す。実際に差別があることを前提にしそれを当然と考え受け止めるまでの心の揺れや兄との断絶や人生においての生き方を描ききっている。良い作品と思える。
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