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贖い

2018年03月30日 | Weblog

 五十嵐貴久著 幼児、小学生と中学生の3件の殺人事件が名古屋、東京、神奈川で発生する。最初は別々の事件で各所轄警察が捜査していたが小学生の殺害で大手商社に務まる定年間際の人物が浮上する。捜査をするのは、警視庁、愛知県警、神奈川県警の刑事であるが犯人にたどり着くのは、各警察署で疎外されている刑事たちである。小説の主な話の展開として各警察署の刑事の話が主でその他は、定年間際のサラリーマンであるのでこの人物が犯人であることは、最初の方で分かってしまうがその動機と犯人を追い詰める内容が読みどころである。主人公は、警視庁のSITの元交渉人の刑事とコンビの女性刑事で有り上司の反対にあいながら事件を解決する良くある内容です。まあ、犯人の動機が息子を死に追い詰めたいじめの同級生への復讐であった。心理状況の描写が読みどころですかね。



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