新郷由紀著 取材して現在の老人が抱えたいる闇の部分をレポートしているが、万引きやストーカー、売春まで元気な老人が生きがいを求め右往左往している。そんなに暇になると生きがいを求めるものか。生きている実感を求めて犯罪に染まる。当然大多数の老人は、善良な生活を送っていると思われるがレポートした老人の孤独なことか。周りの知り合いの老人は、そんなに生きがいを求めて生活をしているとは思われません。暇な時間を持てあますことなくゆったりと生活したものです。
北村薫著 主人公と落語家が色々な謎解きをする物語。大きな事件ではなくちょいと不思議なことを解決していく。主人公は、大学を卒業して出版社に就職した。小説の登場人物が成長していく過程も描かれている。筋書きは、毎回同様で最後は、落語家が主人公から事件お話を聞いただけで謎を解き明かす。まあ、著者が謎を考えその回答も著者が考えているので当然ですが読者に謎を解かせるように読んでもらえるかにこの小説の狙いがあります。