新選組物語

　子母澤寛著　新選組のことが書かれていますが前作と違うのは、近藤局長が捉えられてからのことが物語になっていることでしょうか。著者の創作部分で小説の形態ですね。

新選組始末記

　子母澤寛著　新選組の関係者からの聞き取りとして構成されています。前回の遺聞と内容が重複します。遺聞と違う内容で特に注目したのは吉村貫一郎のことが書かれています。これをヒントに浅田次郎は、小説を書いたのでしょうが小説家という人たちは、話を膨らませる天才ですね。