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孤舟

2011年09月13日 | Weblog
 渡辺淳一著 大手広告会社の役員をしていた主人公が定年で退職したことにる妻との不協和音や娘との関係がギクシャクしていく様子を描き男の退職後の生き方を提示している。確かに毎日が日曜日になり時間をもてあます事になるだろうけどいつかは、自営業等でない限りサラリーマンは定年を迎える。その準備を今からしておかないと酷い目に遭うという教訓的な小説である。著書のこれまでの代表的な小説と少し趣を変えて老いについて、考えさせられました。