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読書感想

2008年11月19日 | Weblog
 大黒屋光太夫 吉村昭著 江戸時代に廻船船頭で船が難破してロシアに漂着し苦労を重ね帰国する物語。日本の漂流者は、多く居たが始めて帰国した人物の人間味ある物語に仕上げている。ロシアを横断し皇帝に会って帰国が許されまた、横断し戻って来るという気の遠くなるような移動である。10年の歳月を要したのも頷ける。