テニスを楽しく

一生涯テニスを楽しもう!

読書感想

2008年10月24日 | Weblog
 冬至祭 清水義範著 やり手のテレビマンが仕事に熱中するあまり家庭をかえりみず親子の関係や夫婦の関係もおかしくなり家庭崩壊を食い止める為転職する。
納豆屋に転職し親子の会話をし夫婦関係も修復し家族の絆を深める物語。
 不登校の問題を題材にし、子育ての過程での父親の子育てへの関わりが無く母親の過度の子供への期待。その圧力に子供の心が押し潰されて行く。中には、親殺しに発展したりして悲惨な結果が実際の社会でも起こる。子育ての難しさやそれに関わる親の期待。その期待にこたえられた一部の成功者がいる一方で期待に押しつぶされる子供もいると言うことか。大方の子供は過度の期待は辛いと思う。やっぱり子供の自主性の尊重でしょうね。