久し振りにナワトル語のお勉強です。
というのも、のりさんからこんな情報が。
ナワトル語のウィキペディアですうひょ~!
開いてみても案の定、さ~~っぱりわかりません(笑。
まあところどころにスペイン語が混じっていて、
まだこれから「翻訳」するのかなあ、ということだけは何となく。
項目を眺めてもわかるのはスペイン語ばっかりなんですが、
まあとりあえずNahuatlってところをクリックしてみました。
うわ~、なんか書いてある……
一行目はたぶん「メキシコで昔から使われている言語」とか何とか書いてあるのだろうと推測。
あとは呪文のように訳がわからないので、横にある地図を眺めました。
ほ~~、一番使用人口が多いのは(と推察)、
ベラクルス州とプエブラ州あたりなのかぁ。
カンペチェ州はゼロですね……。この辺はナワトルより、マヤ語だもんなぁ……。
で、やっぱりアステカ王国のあった中部に集中してるんですが、
なぜか飛び地のようにドゥランゴ州(一番北の薄緑色)にもナワトル語人口が。
いろいろ謎です。
見ていてふと思ったんですが。
こないだのりさんが遊びに来てくださったとき、
やっぱりメキシコってアステカ圏とマヤ圏で違うね、って話をしてました。
もちろん融合している地域も多いんですが、そもそも違う文化です。
で、この地図を見てて、
支倉常長一行が見たメキシコはアステカ圏ばかりだったんだなあ、と。
ゲレロ州(西海岸の緑が一番濃いところ)のアカプルコに到着し、
メキシコシティへ行き、そこからベラクルスへ。
from Wikipedia in Nahuatl
あら、ベラクルスが書ききれませんでした~
赤い線が、ヨロヨロと常長たちが辿った道(推定)です。
まあそれでも十六世紀(だっけ?)には充分大変な旅だったでしょうが、
カリフォルニア半島のラパス(左の青い点)とかに到着、対岸に渡ってメキシコを縦断、というか横断、
メリダ(右の青い点)から出港、とかじゃなくてよかったですね、あははっ!
さて、このサイトを多少なりとも解読できるようになるには、
気の遠くなるような知識量を吸収しないとダメっぽいですが。
今日はその第二歩目?
例の教科書、二冊目は人称代名詞のお勉強です。
18ページあるんですが……。
1ページ目:中表紙
2ページ目:奥付(奥付だけど前にある)
3ページ目:「母に」と献辞が。
4ページ目:白紙
5ページ目:レッスン1 ナワトルの代名詞、と書いてある。
6ページ目:代名詞らしき単語を呟くアステカ人の漫画が。
7ページ目:ようやくレッスンが始まり、まず「代名詞とはなんぞや?」がスペイン語で説明。
8ページ目:説明の続き。
そして9ページ目でようやく出てきます、ナワトル語の代名詞。
表になってます。
正統でエレガントな形 代用できる形
一人称 nehuatl nehua/ne
単数 二人称 tehuatl tehua/te
三人称 yehuatl yehua/ye
一人称 tehuantin tehuan
複数 二人称 amehuantin amehuan
三人称 yehuantin yehuan
何だかいきなり、「代名詞は短いもの」という思い込みをものの見事に覆してくれます。
でもまあ、何とか……なりそうか……?
単数では二人称が te なのに、複数では一人称が te で始まるんですかい!
とか、混乱しないように(もうしてます)。
さて、この表にはまだ続きがあります。
尊敬をこめた形
一人称 ----
単数 二人称 tehuatzin
三人称 yehuatzin
一人称 ----
複数 二人称 amehuantzintzin
三人称 yehuantzintzin
ちょ、ちょっと待った!
ええと、tehuantin が「私たち」で、tehuatzin が「(尊敬をこめた)あなたたち」ですかい!?
yehuantin が「彼ら」で、yehuatzin が「(尊敬をこめた)彼/彼女」ですかい!?
(てか、さっそく間違えてるし~。修正しときました)
複数形も、書き間違いじゃないです。目を皿にして確認しました。
教科書に間違いがなければ(ないとはまるで言い切れないところが……)
ま、とにかく覚えるしかないですねッ! (←やけくそ
10ページ目には、解説が載ってます。
1) ご覧のように、一人称には尊敬を込めた形は存在しません、素晴しい謙虚さですね~。と書いてある。
そ、そうかぁ??? 当然では、と思うのは日本人だけらしいです。
2) スペイン語同様、主格の代名詞は省略できるそうです。ほほ~。
3) 一人称代名詞は文章の主語となることがほとんどなので、これは主格である、と書いてます。
一方、二人称は主語にも目的語にもなりうる。
そ、そうかぁ~~? 一人称だって同じだと思うが。
それに三人称はどうなんだ。言及がありませんッ!
4) 代名詞は、その人称と数、それに尊敬の度合いで変化する。それはよくわかりました。
11ページ目には、例文を言い合うふたりのアステカ人の漫画が。
12ページ目は白紙。
13ページ目には「代名詞とは何か?」に始まる試験問題が。
14から17ページには代名詞が並んで、ナワトル語をスペイン語に、スペイン語をナワトル語に、という練習問題。
18ページは、また漫画になってます。
これで一冊おいくらの本ですか?
まあまとめて買ったからいいけど、ばら売りだったら怒るかも。
は~、お疲れさまでした。
トップの写真は、カンペチェであちこちに見かけた扉の錠前です。
ちょっと面白い形だなと思って。
ナワトル語もこのくらい厳重な錠前がかかってるような気がします、ってことです(無理やり?
というのも、のりさんからこんな情報が。
ナワトル語のウィキペディアですうひょ~!
開いてみても案の定、さ~~っぱりわかりません(笑。
まあところどころにスペイン語が混じっていて、
まだこれから「翻訳」するのかなあ、ということだけは何となく。
項目を眺めてもわかるのはスペイン語ばっかりなんですが、
まあとりあえずNahuatlってところをクリックしてみました。
うわ~、なんか書いてある……
一行目はたぶん「メキシコで昔から使われている言語」とか何とか書いてあるのだろうと推測。
あとは呪文のように訳がわからないので、横にある地図を眺めました。
ほ~~、一番使用人口が多いのは(と推察)、
ベラクルス州とプエブラ州あたりなのかぁ。
カンペチェ州はゼロですね……。この辺はナワトルより、マヤ語だもんなぁ……。
で、やっぱりアステカ王国のあった中部に集中してるんですが、
なぜか飛び地のようにドゥランゴ州(一番北の薄緑色)にもナワトル語人口が。
いろいろ謎です。
見ていてふと思ったんですが。
こないだのりさんが遊びに来てくださったとき、
やっぱりメキシコってアステカ圏とマヤ圏で違うね、って話をしてました。
もちろん融合している地域も多いんですが、そもそも違う文化です。
で、この地図を見てて、
支倉常長一行が見たメキシコはアステカ圏ばかりだったんだなあ、と。
ゲレロ州(西海岸の緑が一番濃いところ)のアカプルコに到着し、
メキシコシティへ行き、そこからベラクルスへ。
from Wikipedia in Nahuatl
あら、ベラクルスが書ききれませんでした~
赤い線が、ヨロヨロと常長たちが辿った道(推定)です。
まあそれでも十六世紀(だっけ?)には充分大変な旅だったでしょうが、
カリフォルニア半島のラパス(左の青い点)とかに到着、対岸に渡ってメキシコを縦断、というか横断、
メリダ(右の青い点)から出港、とかじゃなくてよかったですね、あははっ!
さて、このサイトを多少なりとも解読できるようになるには、
気の遠くなるような知識量を吸収しないとダメっぽいですが。
今日はその第二歩目?
例の教科書、二冊目は人称代名詞のお勉強です。
18ページあるんですが……。
1ページ目:中表紙
2ページ目:奥付(奥付だけど前にある)
3ページ目:「母に」と献辞が。
4ページ目:白紙
5ページ目:レッスン1 ナワトルの代名詞、と書いてある。
6ページ目:代名詞らしき単語を呟くアステカ人の漫画が。
7ページ目:ようやくレッスンが始まり、まず「代名詞とはなんぞや?」がスペイン語で説明。
8ページ目:説明の続き。
そして9ページ目でようやく出てきます、ナワトル語の代名詞。
表になってます。
正統でエレガントな形 代用できる形
一人称 nehuatl nehua/ne
単数 二人称 tehuatl tehua/te
三人称 yehuatl yehua/ye
一人称 tehuantin tehuan
複数 二人称 amehuantin amehuan
三人称 yehuantin yehuan
何だかいきなり、「代名詞は短いもの」という思い込みをものの見事に覆してくれます。
でもまあ、何とか……なりそうか……?
単数では二人称が te なのに、複数では一人称が te で始まるんですかい!
とか、混乱しないように(もうしてます)。
さて、この表にはまだ続きがあります。
尊敬をこめた形
一人称 ----
単数 二人称 tehuatzin
三人称 yehuatzin
一人称 ----
複数 二人称 amehuantzintzin
三人称 yehuantzintzin
ちょ、ちょっと待った!
ええと、tehuantin が「私たち」で、tehuatzin が「(尊敬をこめた)あなたたち」ですかい!?
yehuantin が「彼ら」で、yehuatzin が「(尊敬をこめた)彼/彼女」ですかい!?
(てか、さっそく間違えてるし~。修正しときました)
複数形も、書き間違いじゃないです。目を皿にして確認しました。
教科書に間違いがなければ(ないとはまるで言い切れないところが……)
ま、とにかく覚えるしかないですねッ! (←やけくそ
10ページ目には、解説が載ってます。
1) ご覧のように、一人称には尊敬を込めた形は存在しません、素晴しい謙虚さですね~。と書いてある。
そ、そうかぁ??? 当然では、と思うのは日本人だけらしいです。
2) スペイン語同様、主格の代名詞は省略できるそうです。ほほ~。
3) 一人称代名詞は文章の主語となることがほとんどなので、これは主格である、と書いてます。
一方、二人称は主語にも目的語にもなりうる。
そ、そうかぁ~~? 一人称だって同じだと思うが。
それに三人称はどうなんだ。言及がありませんッ!
4) 代名詞は、その人称と数、それに尊敬の度合いで変化する。それはよくわかりました。
11ページ目には、例文を言い合うふたりのアステカ人の漫画が。
12ページ目は白紙。
13ページ目には「代名詞とは何か?」に始まる試験問題が。
14から17ページには代名詞が並んで、ナワトル語をスペイン語に、スペイン語をナワトル語に、という練習問題。
18ページは、また漫画になってます。
これで一冊おいくらの本ですか?
まあまとめて買ったからいいけど、ばら売りだったら怒るかも。
は~、お疲れさまでした。
トップの写真は、カンペチェであちこちに見かけた扉の錠前です。
ちょっと面白い形だなと思って。
ナワトル語もこのくらい厳重な錠前がかかってるような気がします、ってことです(無理やり?