メキシコの隅っこ

メキシコの遺跡や動物、植物、人や風景などを写真で紹介してます

炭鉱の町サカテカス

2006-07-27 05:53:56 | 
この町には、二、三回行ってますが、写真は意外と少ないです。
初めて行ったのは、1991年の旅行のとき。

メキシコ中部の高原地帯には、ヨーロッパの中世の町並みを思わせる
コロニアル都市がいくつもありますが、
これもそのひとつ。



ごってごてゴシックのカテドラル。
このド迫力の正面玄関を写した写真もあったように思うんですが、
ちょっと見つからなくてすみません。

右手にこんもりと見えているのは、
Cerro de la Bufa、ブファの丘と言って、
カテドラルの上あたりにケーブルが見えてますが、
ケーブルカーで行くことができます。

てっぺんは昔の修道院が、今はメルカードになっていて、
炭鉱から出てくる貴石や化石をごろんごろんと並べて売ってるんですね。
地学をやっていたダンナと、
子供のころからむやみと石が好きな私(宝石じゃなくて、ただの石ね)は
この町へは、ほとんどそればかりを目的に行くわけです。

初めて行った91年のときは、ドイツ人の友人が一緒でした。
ケーブルカーを見た彼は、
絶対乗らないぞ!!!」
と言ったんですが(まあ……怖いのはわかりますが)、
ダンナが
「このケーブルカーを建設したのはドイツ人だよ」
と言うと、コロッと態度を変えて、
「じゃあ乗る」と。

でもすみません、観光に行くわけじゃないので、写真がまるでないのです。



とりあえず、カテドラルの内部。



当時、資料として大きな教会の祭壇部が必要だったから、
という理由で撮っただけの写真だったり……。



あとは、狭こましい道とかが面白くて撮ってます。





というよりも……
もう20年も、平地ばっかりに住んでいるので、
こういう坂道が面白いというか懐かしいというか……。
日本の皆さんには別に目新しい風景でもないのかも?



あと、炭鉱の町でしたから、昔の炭鉱あとをトロッコで見学させてもらえます。
そこには、二回目だったか三回目だったかに行ったとき行きました。

でも、写真がないのです
暗くて写真撮れるようなところではなかったし(フラッシュもなかったしな~)、
土産に絵葉書とかも売ってましたが、
そういうのを記念に買っておくという意識もありませんでした……。

つくづく、観光客にはなれない私たちです。

いわゆる日本人のイメージするようなメキシコらしさはない町ですが、
しかし中部メキシコはこういったスペインの影響を強く受けた地域であるのも、
これまたメキシコなんでしょう。
ドイツから遊びに行った最初の訪問では、
確かにドイツか南欧の田舎町に来たような、懐かしい感じがしました。

にしても、いくらなんでももうちょっと写真があったように思うんですが……。
そのうち見つかったらまたアップします。