メキシコの隅っこ

メキシコの遺跡や動物、植物、人や風景などを写真で紹介してます

ポポカテペトルとイスタシワトル

2006-03-28 07:40:11 | 風景
です。




で説明終わっちゃったりして……
まあそれじゃさすがにあんまりなので、
メキシコシティの南にある火山です。
ポポカテペトルのほうは活火山で、ときどきもくもくと煙と灰を吹き上げます。
奥のとんがってるほうがポポです。

何年か前にもかなり活性化して騒がれたことがありました。
その少しあとでシティに行ったら、そこらの道端で
白い煙を吐くポポの写真をボール紙の枠に収めて売ってました。
商魂たくましいぜメヒコ人!
てことで私もついつい一枚買ったはずですが、どこ行っちゃったかな~。
見つかったらスキャンして披露します、いつか。

ポポカテペトル Popocatépetl は雄岳、イスタシワトル Iztacíhuatl は雌岳というわけで、
それぞれ略称ポポとイスタ。
うちのダンナも、このふたつの正式名、きちんと発音できないことを発見しました。

イスタは皇帝の娘、ポポは戦士長で、悲恋物語がありますが、
それについてはNANAOさんとこの記事を見てください。
コメントのところからは別のかたの、噴火してる写真のあるブログへも行けます!

イスタのほうは、こんな空からじゃなくてちゃんと地上から見ると、
横たわった女性の姿に見えるのです。
それもNANAOさんところでどうぞ(サボりまくりですか、今日?)。

それからこれは笑い話で、chamoyさんところでも披露したので見た人はまたかよと言わずにお見逃しを。
ポポってドイツ語で「お尻」を表わす俗語です。
今でこそ私もポポと言えば火山、と脳内回路ができてますが、
来たばかりのころはポポと聞くたびに笑いを抑えねばなりませんでした。

で、研究所の寮にいたころですが、そこの学生の男の子に「なにニヤニヤ笑ってんだよ」と不審がられて説明したら、
「そうかぁ、じゃあドイツ人の女の子をデートに誘うときは、『ポポに登ろう!』なんて言っちゃいけないな~、
変な誤解されるよな~」
とみんなで爆笑したことでした。

ポポに女の子をデートに誘うのって、吊り橋効果で案外成功率が高いんかしらん?
と思わないでもないですが(命がけ?)。

またポポのアクセントを間違えると悲惨です。
それについてはchamoyさんのこちらの記事コメント欄を参照してください。

以前、知り合いの車でどっちだったかの途中まで登ったことあります。
何月頃だったか、さすがに寒くて、そこここに雪が残り、
そして硫黄の残り香(?)のする溶岩がいっぱいでした。
また行きたいな~、と思いつつ、今日はダンナが撮ってきた航空写真で。