都会と田舎のあいだ

と言っても別に都市論とかぶち上げよう、なんて訳はなく。

飛行機の中で、携帯電話は禁止として、
離着陸のときはノートパソコンなんかも電源切ってくださいって言われますが、
デジカメはどうなんだろう？といつも思います。
見つかったら怒られるかも、とちょっとびくつきながら
決死の覚悟（嘘）で撮った写真をお見せしましょう～。

以前にシティに飛んだときの写真です。

田舎（代表：カルメン）は、まあちょっと見下ろすとこんな感じです。



これも、空港の向こう側なんで、本当の街中じゃないです。
ので、けっこう緑が多いかなあ。

一気に空の上に上がると雲海。



ふわふわ歩けそうな雲びっしりの風景も好きですが、
こんなふうにちょぼちょぼのもかわいい。
窓の汚れは気にしないでください。

谷を越え


道路を越え


ようやくシティの端っこが見えてきました。


そしてだいぶ、シティの全貌が。
いや、全部は無理ですが。


余談ですが、シティの夜景はすごいです。
私が初めてメキシコシティに飛んだときは、着陸が夜でした。
窓から覗く大地一面、光光光の海。遥か果てまで。
これはきっと、シティの端っこを旋回しているところだな、
だからこんなに広く見えるんだ、と思って、
首を伸ばして反対側を覗いてみたら、
そっちも延々と続く光光光の海……。
とにかくびっしりと、ともる電灯で埋め尽くされてます。
あれもいつか写真に撮りたいと思いながらも、このごろは昼間しか乗らないからなあ～。
残念。

そして、このくらい飛行機が下りてくると、
だいぶ都会らしい風景が見えてきます。



おおっ、高層ビルが向こうのほうに霞んでます。
曇ってんだかスモッグなんだか、よくわからないところがミソ。

そして、このくらいまで下りてきて、家々が見え始めると


わりかし田舎と変わりなかったりします。
五色マメのようにカラフルなちっちゃい家がびっしり建ってるし。
これが実は、あの光の海の元凶なんですよね～。

そして、無事着陸～。


やっぱ、なんか曇ってますね。



シティも、晴れてるともうちょっと綺麗ですよ。
これは、帰りの飛行機からの写真。



少なくともスモッグはかかってないです。
まあ……ひどいときは本当にひどいんですけどね。
私がお世話になるマンションは１３階なんですが、
窓から覗くと、向こうのほうにもわっとスモッグの分厚い層が見えたりします。

まあそれはさて置き。

帰りの飛行機では面白いものを見ました。



陸の上と海の上で、くっきりと雲の高さが違う。
形も状態も違う。
当たり前と言えば当たり前のことなんですが、
これだけくっきりと分かれていると、気象状態が目に見えるようで、
おもしろ～～！と飛び跳ねちゃう


お、これは、ちょっとなかなか航空写真っぽい？


地平線丸いし～。
て、見えてないか

そして鮮やかな青い空を渡ってカルメンへ帰ってきたら、
おい、待て。
どんより～



これは間違ってもスモッグじゃありません、ただの雲です。
手前に見えてるのは、島と大陸をつなぐ橋です。

にしても、行きも帰りも、出発地は晴れてるのに、
到着地点は曇ってるって、
私はもしかして雨女ですか？？？