鳩ぽっぽダイアリー

鎌倉→北千住→千葉県在住。
いけばな(小原流:休止中、花朋の會:2018年4月~)。日々のできごとなど・・・

膵臓癌の前兆

2011-11-02 15:24:56 | その他
元アップルCEOのスティーブ・ジョブズさんなど、ニュースの訃報で
最近膵臓癌で亡くなられた方が結構多いなぁと思っています。
膵臓癌といっても発生した場所(細胞)によって色んなタイプがあり、
ジョブズさんのは一般的な膵臓癌の膵管(消化液が流れる)から発生した
ものではなく、内分泌の方で、進行が前者より穏やかと言われます。
ただ、どちらにしてもほぼ治癒することのない癌と思います。

膵臓癌は症状が出てくる頃には進行していることが多いのですが、
母の様子から前兆はあったような気がしています。
早期発見のチャンスがあれば、もしかしたら助かる人も出てくるのかな・・・と、
他のネットの情報とも合致するものがあったので、
ピックアップしてみます。

腹痛(みぞおち)や腰痛が出る1年くらい前、「原因不明の」下痢・おう吐・発熱
がありました。体重も落ちたのですが検査で原因はよく分からず、3週間くらいで完治。
重要なポイントは「原因不明」という部分です。
明らかに胃や腸の不調だと分かれば良いのですが、
そうでなかった場合、症状が治まったからといって放置するのは危険です。
人間、なんの理由もなくこういう症状が出ることはないと思った方がいいと思います。
風邪だったらこんなに長くないと思うし、発熱も微熱が続くのは体内の炎症が
あると思うので、全身症状じゃない感じがありました。
そして、膵臓癌の方は胃潰瘍だったりピロリ菌駆除をやっていたり、
胃や腸(特に十二指腸)の不調を元々持っていた人もいるみたいです。
母もそうでした。
胃が悪いというのは精神的なストレスなどで壊し易い体質の人もいると思うのですが、
小腸も弱い場合、消化能力・機能にどこか弱い・弱りやすい要素を持っていると
考えられると思います。
消化に関わる臓器というと胃・腸は真っ先に上がると思いますが、
消化酵素を分泌する膵臓、胆のうが弱いと、消化に負担がかかる(または消化不良
が起こりやすい)ために胃や腸が悪くなるといった連鎖があるのではないでしょうか。
ちょっと脂っこいものを食べたりしたとき、みぞおち付近に重い感じがする人は
注意した方がいいと思います。
その他、便秘症の人も母同様いました。
すっきりしたお通じの少ない人はただの便秘症なのか、消化吸収のどこかで
問題があるのか・・
便秘の悪いとこは便が滞留すると内臓がうっ血するんじゃないかな・・と思うのです。
うっ血は炎症を起こし易くする気がする。。
それと、私なんかは大をするとお腹が減るのです。
胃腸の働きと便通は密接に関わっているみたい。
大が出ないと胃腸は食物を押し出すことができないのかな?
その結果、膵臓とかは消化が足りないと思って余計に働こうとするのかな?
余分な膵液はタンパク質を溶かすからそうならないように分泌される他の液も
余計に働かないといけないのかな。
よく便秘の薬(漢方とか)を飲んで出た出たと喜んでいる人がいますが、
一時的じゃない場合、消化機能に負担がかかっていることを改善しなくてはならない
と思います。

消化に負担にならない食事と生活が内臓の病気を防ぐかもしれないし・・
膵臓を大切に、予兆は見逃さないでくださいネ。

それと、母は同じく病気発覚の1年か1年半くらい前、
「原因不明の」皮膚湿疹が出ました。
春先で、茶毒蛾かなと思われたのですが、庭には幼虫は見つからなかった。
首と顔のほほあたり、真っ赤になり腫れて、2,3週間で改善してきたのですが
後には皮がむけてきました。
母のように湿疹が出た人が膵臓癌の方でいるみたいです。
皮膚と内臓はつながっているとよく言いますので、内臓からのサインと
思って原因をよく探してください。
特に半年くらいの間で立て続けにこのような原因不明の体調不良があったら
気を付けて。

それと、母は数年前から手の爪が(両親指だけ)白っぽくなって先の方が
ぼろぼろするという状態でした。
爪水虫じゃないか調べてもらったのですが違うという検査結果でした。
爪も内臓を表すって言いますね。

他には、母の場合、発覚の1年~半年前に物忘れが多かったです。
集中力がないというか。
計算ミスや、切符や鍵の仕舞った場所、話した内容など。
私はウツか若年性のボケかと思って日中1人で過ごす母にもう一度
犬を飼う事を本気で考えていました。
旅行などでもどこに行きたいとか何を食べたいとかあまり提案してこない。
それと、主婦の場合、料理のレパートリーが同じものばかりになったり
というのも予兆かも。
買い物に行っても好きな洋服が見つからないとか。
どれも些細だけど、重なるようだとおかしいです。
こういう精神的な変調も体の不調と結びついていることがあるのをお忘れなく。

案外、本人は大丈夫と思ったり、めんどくさがったりして
これらの症状を見過ごすことになります。
元気で余裕のある人だけがこういった人を治す方向へ引っ張っていけるのだと
思って、身近な人に気を付けてあげてください。

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