入院した母がひどい痛みを訴え始めた金曜。
モルヒネ増量で様子を見ていましたが、
土曜の明け方に主治医の先生から電話があり、
お話したいことがあるということで早朝病院へ。
急激な痛みの原因が、癌自体や便秘とは思えず、
CTの結果を見ると膵臓の癌がここ1ヶ月で大きくなり、
隣の腸に浸潤しているようだと(その部分の境界がぼやけている)。
また腸に穴が開く可能性もあるが、
今度は原因が癌なので、手術しても塞げないため適用にならない。
開いた場合は1日からもって3日といった急変になる。
激痛を抑えるには、セデーション(沈静)が必要になる。
沈静:睡眠薬を使って意識レベルを落とす事。
意識がなくなると、もう会話などはできない。
意向を聞かれたのは、
痛みの緩和を最優先とした対応で良いか(沈静を使っていくこと)、
心肺停止になった時、無駄な蘇生措置を取らなくて良いか。
いずれそういう日が来るのは分かっていたけど、
木曜には歩いてお風呂へ行き、私の作った白玉を2つ、3つ
食べていたのが、そういうことを決める段階になった?
母は12月からずっと痛みに耐えてきました。
これ以上、痛みを我慢することはないです。
良くなるための我慢なら本人もがんばるでしょうが、
そうではないから。
だから、母にも確認して沈静を開始することになりました。
今、私は個室に簡易ベッドを入れてもらって泊っています。
痛みは取れて、顔がやすらかです。
沈静でまったく反応がなくなるのかと思っていたら、
まだ今の薬の量だと、話しかけるとうなずいたり目を開けたりできます。
苦しくない?と聞くとうなずきます。
急変時に苦しまないことだけを望みます。
家族交代でずっとそばにいます。
モルヒネ増量で様子を見ていましたが、
土曜の明け方に主治医の先生から電話があり、
お話したいことがあるということで早朝病院へ。
急激な痛みの原因が、癌自体や便秘とは思えず、
CTの結果を見ると膵臓の癌がここ1ヶ月で大きくなり、
隣の腸に浸潤しているようだと(その部分の境界がぼやけている)。
また腸に穴が開く可能性もあるが、
今度は原因が癌なので、手術しても塞げないため適用にならない。
開いた場合は1日からもって3日といった急変になる。
激痛を抑えるには、セデーション(沈静)が必要になる。
沈静:睡眠薬を使って意識レベルを落とす事。
意識がなくなると、もう会話などはできない。
意向を聞かれたのは、
痛みの緩和を最優先とした対応で良いか(沈静を使っていくこと)、
心肺停止になった時、無駄な蘇生措置を取らなくて良いか。
いずれそういう日が来るのは分かっていたけど、
木曜には歩いてお風呂へ行き、私の作った白玉を2つ、3つ
食べていたのが、そういうことを決める段階になった?
母は12月からずっと痛みに耐えてきました。
これ以上、痛みを我慢することはないです。
良くなるための我慢なら本人もがんばるでしょうが、
そうではないから。
だから、母にも確認して沈静を開始することになりました。
今、私は個室に簡易ベッドを入れてもらって泊っています。
痛みは取れて、顔がやすらかです。
沈静でまったく反応がなくなるのかと思っていたら、
まだ今の薬の量だと、話しかけるとうなずいたり目を開けたりできます。
苦しくない?と聞くとうなずきます。
急変時に苦しまないことだけを望みます。
家族交代でずっとそばにいます。
お母さん幸せだろうなって思います。
すごくやるせない気持ちです。
休職の手続きも終わって介護に専念しようという矢先に。
なんか心臓がギューッとなります。
お母様にも確認が取れて、本当によかった。
貴女達ご家族に後悔のないように・・・、お母様のふりしぼったお力だと思います。
毎日病院に通って、もっとつらいかと思っていましたが、なぜか私の心は静かです。
受け入れざるを得ない時間の流れだけしか目の前になくて、それを1秒1秒感じているだけという感じです。
あと10年は一緒にいられると信じて疑わなかった頃がなつかしいです。
つらい現実を目の前にして、とにかく貴女は「今」「今ココニ」を生きているんですね。
毎日、毎日、時間を無駄に過ごしている自分がほんと、恥ずかしいです。
今日も、そんな駄目な一日でした・・・。
病気・災害・・・そう、信じて疑わない平凡な未来は危ういものだから、今を大切にしないとね。再確認させてくれて、ありがとう。
お母様のこと、常に心にとめています。
本当に 辛い時は案外心静かに過せます。
考えても仕方のない時には
淡々と時だけが過ぎて行きます。
以前にも書きましたが急性膵炎と白血病の
夫の看護を8年致し7年前に見送りました。
自分の出来ることを都度しておくと後悔せずに済みました。
看護休暇を戴き御傍にいられて良かったです。
御家族として出来ることをする事が
御母様にも 御家族にも最良と思います。
蒸し暑い日が続いております。御無理をなさらないよう御体調に御留意されて下さい。
だれもが避けられない事。
何もない時は忘れていますが、
同じようにまだ父母を亡くすには早い世代の
友人・同僚にも経験者がいます。
今回自分の話をしたとき、そっと教えてくれました。
一瞬一瞬がかけがえのない時間だということをかみしめています。
災害、愛する人の病気。
嫌な出来事の一方で、会社ではみんなが看護の応援をしてくれ、私を支えてくれる人が現れ、と一度に自分をあらゆることが取り巻く、不思議な状況でもあります。
終わりと始まりがいっぺんに来るような?
8年もがんばられたんですね。
きっと旦那様はお幸せでいらしたと思います。
つらかったとしても、それだけお世話した人は、私たちにとってかけがえのない人になるんですから。
私もできることを精一杯やりたいと思います。