鳩ぽっぽダイアリー

鎌倉→北千住→千葉県在住。
いけばな(小原流:休止中、花朋の會:2018年4月~)。日々のできごとなど・・・

『mi mi Lotus』あんずのスコーン と 八幡宮の大銀杏

2008-04-20 22:23:21 | 鎌倉散策


前に食べたクローテッドクリームと食べるプレーンのスコーンはぼろっぼろで、
幼児もびっくりなくらいのちらかし様で食べたものですが、

今日のあんずのスコーンは中しっとりでとーってもおいしかった

たっぷり3杯はある紅茶でおなかががぽがぽになりつつ、
八幡宮へ。


曇り勝ちだったのが夕方になって日がさしてきました。

ほんとは研究会の後、流鏑馬を見ようと思っていたのですが
デモを見に行ったので残念ながら今回は見られず。
また秋にも流鏑馬あります。
(流鏑馬はおすすめです。馬が速い!騎手がかっこよく見える!
的に当たるとすっごい興奮する!パァ~っとくすだまの紙ふぶきが
散るのがとってもきれいなんです)


舞殿から見る大銀杏と本宮。


銀杏の幹からぶらさがってるのは何なんでしょうね?
写真を撮ってたら観光のおばちゃんが
「ガジュマル?」って言ってました。


ちょっとスリムですね。ここの狛犬。

今日は外国の方が多かったです。
なにやら複数の外国の方がカメラをかまえてるので
何かな?と思ったら、
松にとまる大きなカラスでした。
カラス、めずらしいんですかね?

カラスといえば、ごみをあさるなどで嫌われる部分もありますが、
私はあんまり嫌いではないです。
おっきくて立派な鳥だなぁと思うこともあるし、
こんな場面を見かけたこともあります。

ある朝、鎌倉駅のホームで電車を待っていると
1羽のカラスが線路の脇に降り立ちました。
くちばしには何か食べ物らしきものがくわえられていて、
どうするのかと見ていたら、
それを地面に置き、上に周りにある石を乗せ始めたんです。
かしこーい!

でも、大抵埋めたことを忘れるんだよね。



研究会(4月)

2008-04-20 22:01:44 | いけばな


本科の課題はモルセラ(3)とカーネーション(2)の
花意匠(基本)でした。

「たてるかたち」か「かたむけるかたち」のどちらか。
「かたむけるかたち」にしました。

結果は「90゜」。
丸が付いてると、+2.5?らしいです。
立札がないのはちょっと残念ですが、
迷ってた部分をきちんと教えていただけて
とても勉強になりました。

主枝のモルセラは左後方に傾斜しています。
客枝のカーネーションはやや右にふっています。
稽古でも悩んだ、中間枝で主枝に沿わせているモルセラですが、
やっぱりここが今回の肝でした。

上の写真の根元を見ると、
水にちょっと触れちゃってるのが分かるでしょうか。

生けているとき、
この段の葉を取ってしまうべきか悩みました。
取ると客枝が右にいっているので
全体の足元が締りがなく見えるからです。

悩んだ末、完全に水に浸かっている下側の葉だけ
取りました。

今日見てくださった先生は研究院の教授でいらっしゃって
大変すごい先生とのこと。

ご講評は以下。
葉は絶対に水に浸かってはいけない。
これは、水が汚れるということもあるし、
意味がある。
下の部分の葉を取ると根締りが悪くなる。
その場合は前方(客枝の方)に向けるとどうなるか?
(実際やっていただきました)
(足元がちゃんと締まって見える!)
ただし、客枝より前に出ないようにすること。

きびきびはっきりおっしゃる先生で、
とても分かりやすくて
いつも来て頂きたいです。
悩んでた部分の解決方法が分かってすごくうれしいです。



家で生けなおしてみました。

また「かたむける」でリベンジしたいです。

こんなお話もされていました。
研究会の点というのは、
役枝の役割がきちんとできているか、ここまでで90点。
そこからの5点というのは、美しさを捉えているかどうか。
となりにいた95点の師範一の方は、ばらの表現がとても美しい。

下の4点の写真は、今回ご指導いただいた先生が数日前の花展?で使用された
花材がまだきれいなので送っていただき生けていただいた作品です。


こんな巨大な、しかも白のストレチア、見たことありません。







いずれもバナナの葉が使われていますね。
とても洗練されたすがすがしいイメージがします。



同じく、ご指導いただいた先生が本日デモンストレーションで
生けてくださった琳派調いけばなです。
通常このようなデモは上の方の先生方しか見られないそうです。
お話もデモもとても興味深かったです。

琳派調ってなんじゃ?と思ってましたが
なるほど・・・でした。