珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

娘との会話7

2018-09-19 | 娘と夫の話
娘の中学の、二度目の試験結果が返ってきた。
私が点数を聞いて笑いながら
「なぜそんな結果なのか、説明してみて」
と、私からの試験問題を出してみた。
「政治家みたいな答弁はダメよ。自分の言葉で明解に発言して」

娘いわく
「あのね、国語はもう一回やったら点数とれる。時間が全然足りなかったの。
皆は塾でストップウォッチとか使って、時間内に解く練習とかさせられてるんだよ。
私は家庭教師といつもゆっくり、じっくり考えながら解いてるから」


「理科と社会は、内容に全然興味が持てないの。
いくら読んでも習っても、眠くなるだけで何も頭に入らない。だって終わった話ばかりでしょ。
社会の先生に『ピノコさんは歴史が嫌いでしょ』と言われたから『はい、嫌いです』と素直に言っておいた。」

「でもね、数学も歴史みたいな問題が出たんだよ。

ドイツにウイッドマンって人がいて、その人はマイナスを『不足』と言ったんだけど、プラスを何と言ったかって書けって問題が出た。
あの先生そんなクイズみたいの大好きなんだよ」


答えは『超過』だそうで、で、アンタなんて書いたの?と訊いたら
「『俊足』
 ”そく”って付く熟語って、それしか思い浮かばなかった…」

「……………」

この答弁の点数は35点くらいだろうか。
学校の試験も私の試験も、道は長く険しいのである。
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思い出の扱い方

2018-09-19 | 娘と夫の話
夫と結婚する前、当時「彼氏」だった夫と私、夫の兄とその彼女の4人はしょっちゅう一緒に遊んでいた。
若かった時代、いちばんバカ騒ぎをしていた時代というか(笑)

常時誰かの家に泊まり合ったり、スキーや釣りやボーリングやコンサートに行ったり、食べ歩きに飲み歩き、誰もがまだ「家族」という責任を負っていない頃、軽かったのかもしれないけど、それはそれで楽しかった時代である。

そんなある時義兄の家に行ったら、いつもいたはずの「彼女」ではない、違う女の子が柔らかい笑顔で迎えてくれた。
義兄が、うまく言えないけど「今まで見たことのない顔で」彼女を紹介してくれた。
現在の奥さんである。

ハッとするほど魅力的な人で、私は初対面ながら一瞬で彼女が好きになった。
「モテモテの義兄を本気にさせた人」
それがすぐにわかった。

その彼女が作ったチキンカレーを一口食べて、心底驚いた。
タダモノではない人だなあと思った。
食器棚を開けたら食器が一新されていて、食器好きの私も、そのセンスに感心した。
カラオケで歌を聴いても、言葉使い一つも、書く文字を見ても圧倒されてしまった。

彼女は、初対面の私たち(夫と私)を送る時、「気をつけてね」なんていう通り一辺のことでなくて
「タクシー、掴るといいですね」
と心配そうに、私の目を見つめて言った。
この人はホンモノだな、と思った。

この素敵な奥さんは、後にあらゆる人を本当に幸せに導いたと思う。

そんな一方で、元カノであるが。
これを無視しないのが、夫なのである。
ある映画の撮影の殆どが某地方都市だった時、そこに暫く滞在することになった夫は、現在はそこにいるという「兄貴の元カノ」に連絡をとった。
そして結婚して幸せになっている彼女と20年ぶりくらいに再会して、飲んだそうである。

二人で何を話したのかは詳しくは聞かなかったけど、皆、それれぞれに幸せならいい…
何も切り捨てず、それぞれを大事にする価値観は、学ばねばなるまいと感じた次第である。





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閑話休題(ラザリスさん)森恵 / 粉雪 / レミオロメン / ギター弾き語り(Cover)

2018-09-19 | 閑話休題
森恵 / 粉雪 / レミオロメン / ギター弾き語り(Cover)



そろそろ、冬の歌を練習しようかと思いまして、「悲しみは雪のように」と、この歌を検索していました。
ガクトさんと西川さんのカバーや、女性ボーカルの方がピアノでカバーされたものなど、どれも素晴らしいです。
その中で、アコギでカバーされたこの方のものが特にこころに刺さりました。
この歌は、オリジナルが一番だと思いますが、この方は本当に上手いと思いました。
「1リットルの涙」のドラマは観ていなかったのですが、「粉雪」と「オンリー ヒューマン」は本当にいい歌ですね。
歌詞がダイレクトにこころに響きます。

コードは何とか取れましたが、オリジナルから三度下げて、それでもサビはファルセットでやっと出る感じです。
「こなーゆきー」のサビの部分の高音、「ハイ A」ラの音、プロのボーカリストは、ミドルボイスというものを使って出しているとのことです。
頑張って練習してみます。






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