ネットにまつわるあれこれ１６

私が初めてネットに来てよく見たサイトが、たまたま
「リアルでは、なかなか言えませんでしたが本音を吐き出してスカッとしましたー」
みたいなブログだったので、うっかり
ネットって、リアルでは口にできない本音を打ち明けてる場所なのか？という勘違いを持ってしまった。

が、そのうち、いやいやそんなの幻想で、むしろネットなんて誰にもわからないからこそテキトーなこと言う人もいっぱいいることがわかった。
「刺激的」とか「ウケる」とかまあそういうことを第一に考えるというか。
面白おかしいつくり話、或いは盛った話をして、それが注目されてリアクションが来ると嬉しい…そういう心理のようである。

実際は住んでない外国に住んでるようなふりをして、ブログを書いてる人もいたりするらしくて、その創作能力がすごいわ、とある意味感心してしまうが。

見栄をはるとかカッコつけるとかいう以前に、私はフィクションを書くセンスが微塵もない。
妄想している暇があったら行動してしまう性分だし、想像力があまりないんだと思う。
ただ、見たまま、感じたままを書いてしまいたくなる。

ネットで、別人になりたい人。
本音を語りたくなる人。
書き込みってこういう面でもタイプが別れるのかな。
あなたはどっち派？