珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

M先生

2018-02-28 | 日記

子育てをしていて、いちばん悩むのが「説教」である。
躾はしっかりしなくてはと思う反面、子どもなんてものは一回教えて身につけてくれるものじゃない。(そういう優秀な子もいるかもしれないけど、うちは全然違う)
そうなると躾ではなくて、くどくどと「説教」をしなくちゃいけなくなる。

困ったことに私はこれが大嫌い。
子どもの時、母親が口うるさくて説教が長いタイプだったので、自分は絶対大人になったら説教はやめようと誓ったのである。
言っても絶対「一言」で終わらせてみせる!!
そしてその誓いをしっかり果たしている。
おそらくとんでもないダメ親なんだと思うけど、子どもの時からの誓いなんだからしょうがない(笑)

小四の時好きだった先生がある時言った。
「こうやって偉そうに説教しなきゃいけない時って、皆は嫌かもしれないけど、先生だってものすごく嫌な気分なんだよ」
へえ、そうなんだ。
「先生も嫌な気分になる」
私は、その本気の嫌そうな顔と口調を今でも覚えている。

世の中には、説教とか説法とか講釈とか演説が、心底大好きとしか思えない人がいる。
見ていると本気で楽しそうである。
支配したいのか洗脳したいのか?と思えてくる。

M先生は、当時教師まだ2年目で、長髪で一見不良みたいな雰囲気だったけど、私は今でもいちばん好きな先生だったと思う。

コメント (2)

女の大半はおばさんとお婆さん

2018-02-28 | 思うこと
いきなりショックなことを言うようだけど、女性の平均寿命は今現在86歳。
もっとも多い年齢層は40代~60代。
テレビなんかで若者ばかり見ていると錯覚をおこしそうになるけど、そう

世の中の大半の女性は、お嬢さんでもおねえさんでもなく、おばちゃんとお婆ちゃんなのである。

単純に中年になって以降の人生が圧倒的に長い。
これは誰でもそうである。
平等にそうである。
だからこの長い時代に、人から愛されるか愛されないかは非常に重要だと思う。

若い故に容姿端麗なだけのことで、強気でいる女の子。
それをちやほやして、甘やかすだけの彼氏やパパや愛人が少なからずいるので要注意。
女の子はそれが快感かもしれないけれど、彼らはやさしいのではない。
女性の限りない可能性を阻む、女の敵と思う。

そうやって甘やかされた女が、晩年に厚顔でワガママなだけのおばちゃんになった時のことを想像してみよう。
被害は同性にも及ぶ。
彼女らは「聞く耳」なんてものは持っていない。
逆らったら血をみるだけ。
そういうおばちゃんに、あらゆる主導権を握られた時はすでに遅しですのよ。
コメント (2)

スマホを見せあうカップル

2018-02-27 | 日記

お互いの携帯を見せあう、或いはこっそり覗くカップルは7割。

どこまで信ぴょう性のあるデータなのかは知らないけど、人から聞いて驚いた数字である。
私は携帯の機種は夫と同じものを使っているけど、こんなことは長年一緒にいて、したこともされたこともない。
人のものを触る。
ましてプライバシーの骨頂のような、自分に来たわけでもない手紙の封をビリビリと破って見るような行為がそんなに市民権を得ているのだろうか。

なぜこんな自分に無関係と思っていたことを書くかというと、それが最近、無関係じゃないことに巻き込まれてしまったから。

ある既婚者の男友達と親しくなった。
ある時、必要上メルアドを交換したんだけど、その友人の夫婦のルールというのが「夫の携帯を妻がチェックする」というものだった。
そんなことは露知らず何度かやりとりをした後、ある時実はそうなんだとメールで告げられて、私は驚いた。
中学生や高校生じゃあるまいし(いや、年齢は関係ないな)、思わず「なぜそんなことするの?信じられない」と返した。

私はその友人と別に「やましいやりとり」をしていたわけじゃなかったけど、そんなことは関係ない。
私はメールを誰でもない「彼」に送っていたわけであって、それ以外が断りもなく読むなんてことは考えたこともなかった。

自分に送られてきたわけでもないその手紙を奥さんは、当然の権利のようにズケズケと読んだ上、私の
「人の携帯を見るなんて信じらない」
という一文を
「私に喧嘩売っている!」と思ったそうである。

おいおい、それおかしいでしょ?
私、あなたに送ったんじゃないんですけど?


ところが男友達の言い分が仰天で、
「海は、『妻が自分の携帯を読んでいる』と教えたにも関わらず(つまりこれも読まれるとわかっていながら)
『人のスマホを読むなんて信じられない』と意見してきた。
妻が怒るのは無理はない」
もちろんその後のこちらの怒りのクレームも平然と妻に見せ続け、妻は「目を三角にして読み続けている」

そんなわけで私は一転、その友人から
「夫婦はいろいろな形があるのに、他人の夫婦のルールに自分のモノサシを押し付けるうんざりする女性」
にされてしまった。

話はそれだけでは済まず、奥さんは夫のふりをして、夫の携帯から私を中傷するメールまで送りつけてきた。
信じられない話かもしれないが、子どももいる、分別のある大人がやった実話である。
こういう価値観の人間に、うっかり個人情報を教えると大変なことになるね。

世の中の「スマホを見せあう7割のカップル」に告げたい。
カップルのルールというのは二人の間のこと。
そこに巻き込まれた第三者は、カップルのルールなど知ったことではないんだ。
ふざけんなよ!
読みたいなら、二人だけのメール限定にしてくれ!!

コメント (6)

娘との会話

2018-02-27 | 娘と夫の話
うちには小学生の一人娘(ピノコ)がいる。

「ピノコね、最近学校で怒られてばっかり」

「ふうん、なんで?」

「今日は体育館掃除の時に、窓から入ったら怒られた。
体育館入る時はね、職員室にいって『何年何組の××と言います。体育館の鍵ください』って言って鍵もらって、お辞儀して帰らなきゃいけないの。
めんどくさいでしょ。
小学生って、窓があったら窓から入ろうって思うよ。あ、ここからも行けるんじゃないかって。
ママもそうじゃなかった?
それってそんなに悪いこと?
30分もお説教されて次の日、校長先生にまで謝りに行かなきゃいけないほど悪いこと?
誰かをいじめたとか、モノを盗んだとかじゃないんだよ。
ピノコはそこまでわるいことだとは思わない」
 

「うんうん(笑)それから?」



小学生はおもしろい。
「決まりだから」じゃなくて、ものごとを自分の小さな経験とわずかな知識から懸命に見つめている。
そしてなぜそんな決まりがあるのか、わからないことはわからないと言う。

まだまだ小さな世界に生きているけど、こんな感覚はずっと持っていてほしいと思う。
コメント

はじめまして。そして打ち明け話

2018-02-26 | 日記
私はつい最近まで、ある人気ブログの管理人をしていた。
生まれて初めて書いた、ただの主婦のブログが、あれよあれよと言う間に騒がれてアクセスが集まった。
取り上げていた内容が少々特殊なものだったからかもしれないけど、そんなブログは他にもいくらでもあった。

圧倒的なブロガーがそんな数字を上げるために必死になるようだけど、そんな数字を追いかけて一体何を手にしたいのか?

私は結果、嵐のように過ぎていった一年半ののち、100万PVという数字を見た夜、それまで磨き上げてきたガラスの宝物をゆっくり上に持ち上げて、そして力いっぱい床に叩きつけるようにブログを終わらせてしまった。
立てたスレッドは900以上にもなっていた。
あまりにもいろんな感情が詰まったもののはずだったのに、不思議と涙も出なかった。

物事はもっと俯瞰で見た方がいい。
だけど近づいて見るから書けるものがあって、それが好奇心をたまらなく刺激した。
ネタに悩むというブロガーが多い中、私は頭の中で朝も昼も夜も言葉が鳴りやまなかった。

羨ましいですか?
一言で言うなら、何かを得ると「何かを」失うよ。

そして私がブログを全部削除した時、読者であり頻繁に投稿をくれた友人が私にくれた言葉が以下のものだった。

海さん。文章も作品です。
海さんならもっと書ける。
他人の反応とかコメントなんかに囚われないで。

書くということ。言葉を紡ぐこと。
海さんにはもっともっと真剣になって欲しい。
それもすべて海さん次第ですよ。


改めまして。
そして初めまして。
ブログをスタートさせて頂きます。
コメント