珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

上書きされる女

2018-03-31 | 思うこと
以前、夫や男性の投稿者の方と話をしていて思った。
男は過去の恋を大切にする生き物らしい。
「そうなんですね、どうぞ大切になさってください。思い出しては酔える、そのタイムマシーンみたいな思考が素敵です」
としか言えないけど。

夫と付き合って間もない頃、歌をプレゼントしてくれたので喜んでいたら、後に元カノに贈った使いまわしと知った。
「二人の女性を喜ばすなんて素晴らしい。それに効率的だわ」
と感心した私は、もともと寛容なのか。
 

上書き、上書きで生きる女にとって、自分はもちろん、相手の過去なんてどうだっていいんだよね。
昔からこうだったのかなあ?
いや昔はもうちょっと…それも上書き、上書きでよく思い出せない(笑)
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過剰連鎖

2018-03-31 | S教団関係
大袈裟なもの言いと、お涙頂戴にお膳立てをする団体に騙された人が、自分はどうやって騙されたか更に大袈裟にお涙頂戴で語る。
それをまた
過大なリアクションと涙で聞く。

どこかで切らないと永遠に終わらないわなと思う。この過剰連鎖だけは(笑)
それほどのもんかい。
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閑話休題(ラザリスさん)糸/中島みゆき(Cover by コバソロ & 安果音)

2018-03-30 | 閑話休題
糸/中島みゆき(Cover by コバソロ & 安果音)



レモンさんの添付に続き、心にしみる歌をお届けします。
このボーカルの方の澄み切った歌声、心が洗われるようです。
一週間、お疲れ様でした。
楽しい週末をお過ごしください。







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超感覚人間

2018-03-30 | 思うこと
書き連ねたいという思いと、書きたくない気持ちがせめぎ合う時がある。

超感覚人間の夫が、好きな音楽を聴きながらつぶやく言葉。
「この一定のリズムが、狂わず繰り返しで続くのを聞いていると心地よい」
「半音づつ上がっていくのがくすぐられる」…

娘がまだ小学校に上がったばかりの時だった。
「ピノコね、ピノコちゃんすごいとかって言われるのあまり好きじゃないの」

言葉に変換して説明しても伝えきれない感覚、というものが強い人というのがいると思う。
理屈をいえるのは強みかもしれないけど、感覚の鋭い人って理屈がいらなかったりする。
言葉にすることの野暮。
目に映ることをすべて駄文にして書いてしまいたくなる私が、苦笑いしてしまう時である。
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武術の話

2018-03-29 | 日記
私の身内に、大東流合気柔術という武術の師範がいる。
道場を持ってお弟子さんも多く抱えている。
本職の相当に多忙な仕事を持ちながら、仕事前に何年も朝練に通って合宿に参加して、厳しい修行の末、技術を体得した。
簡単に書いたけど、簡単に想像できるような甘いものではない。

私は武術や武道については何も知らないけれど、この師範からインチキとホンモノの違いを教わった。
同時に、そういう武術というのは「テコの原理や視覚の錯覚を利用したテクニックを、摩訶不思議に見せているようなもの」と思っている人が多いことも知った。
私も何も知らずに聞いたら、ふうん、そうなんだと思ったかもしれない。

世の中って確かにエセと嘘にまみれている。
そんな中でホンモノに出逢うことって難しいと思う。

私はよく、言葉でうまく書けないことがあると悔しく思う。
だけどこの師範から技をかけてもらった時、言葉では軽々しく説明できない体感を初めて嬉しいと思った。
 ホンモノってこういうことなんだろうか?
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口の固い男とは

2018-03-29 | 思うこと
男は口が固い。
とは限らない。

私も昔はそう思っていた。
タレントが破局した時、テレビカメラに向かって詳細を語る女性に対して、男はノーコメントを貫いたりする。
一人胸にしまう…ああ男ってカッコイイなと単純に思っていた。

が、実は男もペラペラ喋っている。
なぜテレビカメラではしゃべらないかというと、そこは社会的な生き物。
そんなことを人前で晒すのは見苦しい、という感覚が働くからである。
男は「ここは絶対安全」というところで喋っている。

奥さんへの言えない不満や、夫婦生活の詳細から、仕事の手柄まで、聞かれないでも喋ってくる。
それを優しく聞いてほしい。
そうじゃないという教祖様みたいな男がいたら、それこそインチキの作りものと思う。


「ここは絶対安全」はタダではない。
成熟している大人であればそのくらいの思慮は持ち、注意もリスクも払っている。
プロのママのいる飲み屋に高いお金を払うのはそのためである。
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閑話休題(レモンさん)人生の扉 竹内まりや

2018-03-28 | 閑話休題
人生の扉 竹内まりや



某団体を抜けたばかりの頃、憎しみと怒りと虚無感に心が支配されていたと思う。

でも、あれから3年。
同じような経験をしてきた人達と話し、色々吐き出させてもらった事で、やっとやっと少しづつ過去になりつつある。
状況は何も変わっていないのに、心は確実に変化している。

奴隷自慢でもいいじゃないのかな。
自分の過ちを全て吐き出さなければ進めない事もあるんだから。
毒を吐いたっていいんじゃないの?
ずっと苦い思いを飲み込んできたんだから。


今の私の心境は、まさにこの歌の気分です。

♪~気がつけば五十路を 越えた私がいる
信じられない速さで 時が過ぎ去ると 知ってしまったらどんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ
But I feel it's nice to be 50♪




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家庭教師

2018-03-28 | 娘と夫の話
娘に家庭教師をつけている。
デキがわるいからである。
通り魔被害に遭ってから夜道も怖がるようになったので、塾よりその方がいいかなと思った。

先生は女子大学生で、二人で楽しそうにやっているようである。
私は娘の部屋にお茶だけお出しして、一切干渉しない。
月に一度レポートを書いてくださいと言われるので、何も読まずにOKとかgoodとだけ書く。
たまに、サービスの向上に努めたいからと要望や不満があれば書いてくださいというアンケートもくるけど、返信したことがない。
事務所から、先生の教え方は如何ですか?と調査のような電話がくると、愛想よく「よいと思います」とだけ答えておく。
ものすごく変な人と思われているかもしれない(笑)

授業が終わると娘が呼びにきて、先生から今日教えたことの説明を一通り聞く。
娘は私を呼びに来る際
「ママ、先生に余計なこと言わないでね。ただ黙ってニコニコしててね」
と言う。
これは、私のくだらないギャグや冗談は言わなくていいからねと釘を刺しているのである。

先生はにこやかに説明して、二人でにこやかに話しを聞いて玄関まで見送る。
たまにピノコに「どう?家庭教師は?」と聞くと
「ふつう」
「それは個人情報」
の二つ以外は絶対に返ってこない。

先生が毎週ニコニコして現れて、娘からは何の不満も聞いたことがない。
それで充分である。

私たち親子がこんなんでも、どうかほとばしるほどの「やりがい」と「情熱」を持って頑張ってください。
(おまえが持て!(笑))
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真実を探す旅

2018-03-27 | 日記
真実って宗教をやっている人がよく使うような印象である。
まるで印籠のように。

真実…すべてをお見通しの全知全能の神なのか法則なのか知らないけど、そんなものがあるとすれば存在するものなのだろうか。

自分しか知らない自分の感情や記憶すら、一瞬一瞬変わって忘れて上書きされていくのに、人の腹の底なんて誰もわからない。
あるとすればそれぞれに「真実と思うもの」であり、私にはそれを何と呼ぶのかもわからない。

一つしかない、万人が納得する紛れもない真実があるようにそれを主張する。
あるいは信じさせようとする。 
言えることは、そんなことを言われるほどによほど信じられなくなる。
 
私はこんな旅はやめてしまったんだよね。
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泣かない子

2018-03-27 | 日記
卒業式に出て思った。
大勢の子がシクシク、ポロポロ泣いた。
私も純粋な涙にもらい泣きしそうになった。
あの雰囲気に呑まれない人はなかなかいないと思う。
卒業式とは、そういう感動的なものという一色に染まる中で。

そんな中、泣いてない子もいる。
泣いていない子はなぜ泣いていないのか?
泣かないかわりに何を思っていたのか。


泣かない子というのはその理由を言わない。
泣いている子を否定してしまうような空気を察して、黙っているのだ。
言わないので、誰も拾わないし考えない。
「泣かない子もいるよね」
「クールよね」
と思われるくらい。

それでいい、誰もわからなくていい、とそれを気にしない子が泣かないのである。

今回、そういう子数人の理由を聞く機会があった。
その他大勢の感覚で長らく生きてきた私は、今更驚いた。
少数意見というのは、少数だから耳に入らないのではなく、そういう子は黙ってまわりを見ているけど、自分は主張しないのである。
こういうことにもっともっと早く気づいていたら、人生は変わっていたかもしれないと思った。
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物事は慎重に

2018-03-26 | 日記
娘が幼稚園の時。
役員で一緒だったお母さんの車に乗せてもらっていたら、座席に小さなピアスが落ちていた。
「これ落ちてたよー」
と気軽に渡したら、そのママが顔色が変わった。
「ん?これ…」
と一瞬で険しい顔をしたので、やばい!もしかして私は見つけられてはいけないものを見つけてしまったのでは?と焦った。
そのママが凍り付いたような顔で「何でもないの」

いや、なんでもなくないでしょ…\(;゚∇゚)/

これは、いいことをしたのか悪いことをしたのか今でも答えが出ないんだけど、私は率直すぎるのがいけないところ。
時には下世話な邪推や妄想も必要かも、と思った一件である。
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ぶっつけ本番

2018-03-26 | 仕事の話
思えば私の人生は「ぶっつけ本番」の連続だった。

高校を卒業して、一人で右も左も全くわからないまま上京して、仕事も、まともに住む家もなくて、ポケットには春休みにバイトして得た数万円しか入ってなかった。
コンビニで履歴書を買って喫茶店で記入して、初めて座った会社の机で電話をとっても、会社名のあとにまず「お世話になっています」と言うことすら知らなかった。
「××さんは?」
「いません」
その後何を言えばいいのかもわからなかった。
コピー機の使い方一つ「さっぱりわからない」
会社の行き方や、他の店舗の行き方を聞かれても路線図もチンプンカンプン。
くたくたに疲れて帰っても食べるものさえない。
テレビも冷蔵庫もない。
でもなんとかなった。

海外で生活経験がある人が仰っていた。
「英語が上達するまで働きません」なんて言っていたら、時間が経過するだけ。
ヘロヘロの英語で接客して「アンタの英語…」と叱咤されても、うっせーババアくらいに思って上達したと。
そんなものなんだなあと思う。

上京当時の笑えるエピソードなんて山ほどある。
田舎から出てきて、セブンイレブンも当時はまだ少なくて、よく耳にするそれは何だろう?と思っていた時。
あるバイト先の面接で「セブンイレブンなんかで働くより全然いいでしょ?」と言った面接官の顔が見るからにスケベそうで(実際そうだった)、その表情からして、ああセブンイレブンって風俗店のことだったんだーと納得したりした(笑)
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ラザリスさんの歌(卒業)(オンリーヒューマン)

2018-03-25 | ラザリスさんの歌

「卒業写真」(歌&ギター)

https://drive.google.com/file/d/1DTOOvYmq86HT2lYAXeBbPJUV-rmD4SIW/view

「オンリーヒューマン」(アカペラ)

https://drive.google.com/file/d/1F0HoQf5XU0Cm1vUVRxyZe7EUeMGdZcNE/view

 

今新曲を練習中だそうですが、録音の時間がなかなかとれないということでいらっしゃいます。

できたらまたアップさせて頂きますので、聴いたことのある方もない方も、是非お楽しみください。

 

 

 

 

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勘違いの話

2018-03-25 | 日記
これは以前も、ブログで書いた話なんだけど。

昔、グリコのおまけ付きキャラメルがあった。
おまけは男の子向きと女の子向きの2種類があって、パッケージにイラストとともにその表示があった。
「男のこむき」「女のこむき」


こむき…「こむき」って何?
「おまけ」のことか。

 
幼少の私の中ではそういうことになって、以来
「ねえ、今回のコムキ何だった?」
「私のコムキはねえ」
というふうに使っていた。

歳月は流れ、高校生になったある時。
スーパーで久しぶりにそれを見て「わあ、これまだ売ってるんだなあ」と見つめた瞬間
「アーーーーーーーーッ!そういうこと(;゚∇゚)!!」

同じ勘違いをしていた人が絶対いる、と私はずっと信じている。
今のところ、誰にも賛同してもらったことはないけど。
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覚悟がいる

2018-03-24 | 日記
最近、NASAの火星探査車からの映像の疑問点を指摘してくれた方から、嘘をつく側の条件を教わった。

重要でない情報は、いじることなくそのままで流す。
むしろそういった操作されていない信頼性のあるを情報を流しておくことは、騙す側にとって必須なこと。
そういった嘘ではない情報があってこそ、ねつ造したり、信じさせることができる。

なるほどと思う。
まさか××が…
だってあんなに…
あるよね。

火星探査に夢があって、ローバーの開発から興味を持っていた人にその話をしたら、案の定嫌な顔をされた。
仕方ないから一人でそっと見ている。

ほとんどバレバレになって、気づいてないのは「よほどの人たち」のものを、圧倒的シンパと圧勝の中で叩くのは誰にでもできるのかもしれない。

同じ嘘でも、誰も気づいていないものを叩くと、ものによっては血を見るくらいの覚悟がいる。
強い人っているんだなあと思った。
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