「私…信仰をやめたの…」
その人にとっては、重い重い、天と地がひっくり返るような重大な告白だったのかもしれないけど、聞いた方は「あっそー」てなもんである。
申し訳ないけど、何てリアクションしてよいやら、ゴミみたいな話である。
はっきり言ってしまえば、皆がとっくに相手にしていないインチキを、世紀の大発見のように「しってる?」と打ち明けられたようなようなもん。
そういえば熱心に教えを語られたこともあったし、教祖様の本が送られてきたこともあったけど、そんなもの自分が思うほど相手に刺さっていないよ。
しかし当人はこの世の一大事件のように考えている。
本が10冊ほど書けるほどの騒ぎである。
どのくらい大騒ぎかというと、どっから見てもふつうのおばちゃんを、ゾンビだと恐れて「警察呼ぶわよ!!」と脅えているほど。
落ち着いてーーー!!ただのおばちゃんやーーーん!!
圧倒的なロム者の中の、スパークして発言している0.000%の刺激的な話がすべてのように読まれる。
ネットとはそういうもの。