そんな画像

ネットでアンチ記事を見始めた頃、曼荼羅の写真をアップして、次にそれを燃やして灰にしたものを載せたサイトを見たことがあった。

私は極アンチでそんな巻物はもうこれっぽっちも信じていなかったけど、その時の、強い違和感、不快感は今もある。

かつては仏壇に祀って、お水など一生懸命お供えして手を合わせていたものだった。
大切に思わなければ、絶対そんなことしなかった。
でも今は憑き物が落ちたように、笑っちゃうくらいに、ただのペラペラの紙きれに思える。
信じる、信じないって不思議なもんである…
そんなわけで、はいサイナラ。

この人はそうあっさりいかず、自らが手にかけて、とびきり残酷な形の死刑にしたい「怨念」でも残ったんだろうか？
まあそういう人もいるかもしれないね。
それで消えるならいいけど。

だけどそれだけではない、それを不特定多数にアピールしたくてたまらない心理。
ははっ、こんな玩具に罰なんか当たんないしー、という「軽い乗り」を突き動かしている、軽くない衝動。

なんていうんだろう？
「何とも思わない」なら、わざわざこんなことしない。
ここまでして何かを「見下したい」という、強い心理こそを見せられたというか。
崇拝するか見下すか。
二極しかないような価値観というか。

あんな画像で、救われた人がいるのだろうか。
人それぞれにつくづくも、ため息がでた話である。