珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

2023-11-06 | 娘と夫の話
私の親友が、娘がまだずっとずっと小さい時に
「ピノコちゃんは、キミを指南するために生まれてきた」と言った。

親友、感覚が鋭すぎる……

実際、私は娘に教えたことなんて、18年近く育てて、ほぼ無い。
教えたのはマンガみたいに、娘の方だった。

私が教えたのは、幼稚園はここで、学校はここにあるとか、箸はこう持とか、ただの既存のマニュアルで、
世の中の本質的なことは、彼女は教えなくても全部とっくに知っていた。

4、5歳くらいだったかなあ?
ある時、公園で娘を見たおばあさんが「あなた、何というきれいな目をしてるの?!」と娘の瞳をずっと覗き込んでいたのを思い出す。

来春には大学生になって、18歳が成人に改定されるなら、成人になる娘を見て思う。

反抗期には、私に一歩も譲らない気の強さを見せてくれたけど、それも含めて、私に希望しかくれなかったキミは素晴らしい😆 

私と夫は、キミに癒しと愛は貰ったけど、批判も絶望も不安も悩みも感じたことがない。
一切が面白くてしょうがなかった。
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娘との会話26

2023-10-20 | 娘と夫の話
娘が、中間試験の最終日の帰宅後に「テスト終わった」と言ったので、
「おつかれさま」と言ったら、
そういう意味じゃなくて、終わったと言われた。

JKと暮らしてみい?
「ニホンゴ、ムズカシイデス」というガイジンになれるから🤣🤣🤣
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真に受けず

2023-05-15 | 娘と夫の話
最近、夫と会話が弾む。
なぜってやっとフラットアースやマンデラエフェクトに興味を持ってくれたから😍 

何しろ相当な宇宙オタクだったので、最初はそれこそ門前払いだったんですよ。
でも逆に言えば興味のある分野だから、話せばカチンとくるわけでこの「カチン」は無関心よりよほどよかった。
マンデラエフェクトも「マジか?」となったのは火星の大きさから。
火星は地球とほぼ同じ大きさと習ったはずが、「今は地球の半分ってことになってるよ?」というそこからだった。

フラットアースにしろマンデラエフェクトにしろ「どっちが正しい」ではなくて、100%絶対に正解と習ったことを、どこまで一旦横に置けるかではないかと思う。
私が見るに「真に受けた」人ほどそれが難しいように思う。

「俺って頭カタたいかな?」
「ううん、そこまでじゃないと思うよ。私がふつうより溶けているだけ😅  」


娘の試験答案を見ていて、こんな難しい問題をいつの間に解けるようになったんだろう感心すると、彼女はいつも「何言ってるかさっぱり解らないから丸暗記してる。だからテストが終わると全部忘れる」とケロッと言う。
実際、彼女の口からインテリっぽい言葉なんて今までこの方、全く聞いたことがないから、その通りなんだと思う。

教師はいつも「丸暗記じゃなくて理解しなさい」と言っていたけど、私は何より「真に受けていないところ」を褒めたい。その調子😆 
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オムライス

2023-05-04 | 娘と夫の話
5月の連休というと思い出すのが、子供が小さかった頃。
いちばん手がかかって、クタクタで疲労困憊していた時、私は休日が大嫌いだった。
理由は簡単。夫がたいてい終日仕事で、当時は地方ロケも多くて、朝から眠りにつくまでひたすらワンオペ育児だったから。
ふだん頼りにできるママ友は家族と過ごすし、ホッとできる瞬間の子供番組はやってないし、家族で車を出して楽し気にお出かけする家族を横目に、嫉妬ばかりした。
運動会も、幼稚園から小学校卒業まで、夫が参加できたのは2回だけ。
(うち一回は殆ど徹夜明けで超機嫌がわるく、残り一回は敷物の場所取りを頼んだらわけのわからない場所にされて、2回とも大喧嘩😆 )

遊びたいとか休みたいなんて言わない。子供がお父さんと公園に行っている間に家事に専念できる幸せがほしい、そんなことばかり思い続けた。

前にも書いた気がするけど、すべてが晴天に恵まれた、いつだったかの5月の連休に、二人だけで大きな公園に行った。
ヤケクソでボートまで漕いで「これで将来グレたらぶっ飛ばす!!」と、青い空を仰いだっけ。

そして月日は流れて、娘は高校3年になって、休みもなく部活に専念している。
引退前の最後の試合と思いきや、7月のリーグ戦にも出ようかなと言ってる。
キツネにつままれたように成績も優秀になった。

気がついたら「どっか連れて行って」なんてもう言わなくなったけど、JKの懐事情ではサイゼとかマックしか行けないというから、私がたまに友達と会った時に行く、お気に入りのカフェでオムライスをごちそうした。
その後、夏のワンピースを1着買ってあげて、今年のサービスは終わり。

子育ては夢のように過ぎる。
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感謝すべき

2023-02-10 | 娘と夫の話
私がS時代、そんなものを全く信じない夫と私は、それが理由で揉めたことがない稀有なカップルだった。
ちなみに今、フラットアーサーになってしまった私と、既存の宇宙説を信じる夫(彼はずっと昔から宇宙オタク😅 )も、それが理由では全然揉めてない。

話すと真っ向から意見が割れてしまうのに、それが原因では不仲にはならない奇人同士である😆 

ネットで承知の通り、何が亀裂の発端って、自分と意見が違うのが許せないからの憎悪、からの人格否定なんだけど、夫に限りそれが微塵もない。
それは夫婦だからというより、彼ならではの、特化した尊重の感覚なんだと思う。
「お互い思ってることが違うんだからさ。言い合ってもしょうがないよ。人が皆同じことを信じなきゃいけないってのがそもそもヤバイし」と、何も動じない。

あと娘から「それはものすごく特殊なことだから、当たり前と思わずに感謝した方がいいよ。人によっては妬まれるから本当に感謝して!」と念を押された、
生理や更年期の不調や精神的なイライラが皆無すぎてわからない(娘からは女の敵と言われた)、という特異体質?と共に、こういうことは恵まれたことなんだから心から有難いと思おう、とは常々言い聞かせている。

 
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夫の能力を疑う

2021-07-07 | 娘と夫の話
家事手伝いを300回に一回くらいお願いすると、500回に一回くらいは、しぶしぶ引き受けてくれる奇跡が起こる夫。

その奇跡が起こる日であっても、あまりにも理解能力がないので、
今日は、丁寧にメモを持たせて、
過去、何回言っても理解してくれない「豚バラ肉」について、
「薄くスライスしてあり、細長くカットしてある形状のもの。一口大に切り落とされては無い。何よりパックにそう明示してある」と書いて、
ゴミ袋については
「450mlで50枚入りのもの」と書いて、
ハイボールは実在の缶のデザインを見せて、サントリーという銘柄も叩き込ませて送り出したのに、

肉はどこの部位かわからん「切り落とし」で、ゴミ袋は10枚入りで、ハイボールは「探したけどわかんかった」と言って帰ってきた。

………(炎ロ炎)~~~

こんな男が、職場では、相手の機嫌を読み、あらゆる想定外に備えて万全のフォローをし、その理解力と、抜かりのなさと、先手を読む能力に長けすぎていると、先輩からも後輩からも信頼を得ているという証言が、私は不思議でならない。
本気で学習障害児なのか?と思う。

私にも辛いボヤキはありますよ( ̄∇ ̄) 
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娘との会話25

2021-07-05 | 娘と夫の話
学校で、父兄もマスクや検温が強要されるようになってから、私は不登校になった。
修学旅行中止の説明会と、進路相談の面談の時だけは付き合ったけど、以降、やってられなくなって卒業式も入学式もパスしてしまった。
不登校…この歳になって人生初体験( ̄∇ ̄)
おかげで不登校になる子の気持ちが、少は理解できた(笑)

が、それもつまらなくなってノーマスクの登校に変えた。
校則破りも初体験( ̄∇ ̄)
校則破りする子の気持ちも理解できた(笑)

学校で3者面談がある時、母親がノーマスクで行ったら、子供は恥ずかしいと思うかもしれない。
娘も、その時だけは、体裁でも、マスクをしてほしいと思っているに違いない。
ただでさえ目立つのが嫌いな子である。
担任は超が付く堅物だし、「お母さん、マスクは?」と言うに決まってるし、いろいろとめんどくさいなあと。
でも彼女は「ママがしたいならいいよ」と譲ってくれる。

15歳で、そう言えるならたいしたもんだ。
ありがとう。
私も娘のやりたいことは自由にさせようと思っている。
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亭主関白

2021-04-14 | 娘と夫の話
唐突だけど、皆さんは「夫婦で子育ての意見の食い違いで衝突」なんて経験はありますか?
私はこれが皆無だった。

というのも夫が育児だけじゃなくて、
家のことは全部言いなりになるから、俺はそれに従うという方針にゴチャゴチャ言うな!!という強烈な亭主関白だったせいである(笑)

結婚を意識して以来、いつ入籍するか、新居探しから始まって、家計から、家具選び、その配置から、各種業者や、銀行や、税務署や、保険の対応、いつ子供を持つか、そもそも子供をもつかもたないか、子供の名前、教育方針等々、私に口を出したことが一切ない。(手も出されなかったけどw)

結婚当初は「なんて亭主関白なんだ?」と思ったけど、家事を手伝わなくて、ふんぞり返っているのが亭主関白というのは違うと思う。
そうではなくて、決定権を独裁して手中しているのが 亭主関白ではないかと思う。

「自由」ということをお互いに叩き込み合って幾歳月。
私にとっては、自由や選択権を奪う奴こそが、とんでもなく相容れない相手。

そういう奴、大っ嫌い。
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学校事情21

2021-02-05 | 娘と夫の話
「先生から、制服のスカート丈が膝が見えるので直してくるように言われた」と娘に言われた。
面接の際に、その方が好印象だからという理由だった。

見たら3年前の春に買った、明らかにサイズ違いだったダボダボだったスカート丈から膝小僧が見えて、ブレザーの袖丈と共に、それは全体にバランスがとれていた。
全くもって見苦しくもおかしくもない。
小さかった娘も、成長期にふさわしい背丈が伸びたのだと嬉しかった。

私が「アホらし。そのままでいいよ」とまるで相手にしなかったら、娘はそれ以上は言わなかった。
マジメな娘の本意は、先生に従いたかったと思うけど、この母親には何を言っても無駄と諦めたんだと思う。

担任には「母はやる気はありません」とそのまま伝えた。
ママの自由奔放には何を言っても無理なのは知っているから、忍耐を以て尊重はするけど、私はドン引きする担任との板挟みになっている。
そういう人の気持ちはある、ということだけ伝えておく。
と冷たく言われてしまった。

私に真向から容赦なく挑む彼女に、いやいや惚れ惚れするわ( ̄∇ ̄)

娘が今でいう「陽キャ女子」のように?スカートを折り曲げてわざと短くしたことすらないのことを、私は知っている。
そんなのことは見ていないようで見てないはずがなく、軽ーーーーく知っている。

しかしながら世間には、ただ背が伸びただけのスカート丈が何センチのことを、マニュアルに沿って一律に「勉強そっちのけで色気に目覚めた不良」のようにジャッジしなければならない規律がある。
意味なんてない。
ただそういうルールに従わなければ立場もないし、お金が貰えない規律がある。

折り合い、選択、忖度、理不尽、尊重、自由、調和、自我、真実…答えが出せない世界に、母を遠慮なく踏み倒して、答えを出していくことを強く強く、望む。
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娘との会話24

2021-01-28 | 娘と夫の話
娘と、受験の面接の練習に付き合った。
志望校の過去の質疑の
「高校では何を頑張りたいですか?」
「あなたは、苦手科目をどうやって克服しましたか?」
「学校行事にはどんなふうに取り組みましたか?」
みたいなありきたりな質問に、原稿丸暗記の棒読み丸出しで答える娘。

全く響かず、1ミリの本心も伝わってこないので、そんなアンドロイドみたいな対応でいいのかと訊いたら、
「こんなふうに言いなさいと習った。本心なら、学校で頑張りたいことなんて私ない。少なくとも今は何一つ思い浮かばない。でもそれじゃダメだから、言われた通りに言うとこんな芝居みたいな言い方になるの」

やっていて面白くないので質問を変える。
コンコン…「はい、どうぞ」
「ブラック中学から参りましたアンドロイド・ピノコと申します」
「あなたの両親はどんな人ですか?」
「はい、普通じゃないです。というか、よくもわるくも自由だと思います。そんな両親を見ていて、私は最近、普通とか常識というものがわからなくなってきました…」
「( ̄∀ ̄;)…」

面接官が何を求めているのかは知らないけど、私は子供には本音を訊いた方がいいと思うゾ。
予期してなかった言葉が返ってきて、そこから会話が広がっていくのに…
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娘との会話23

2021-01-15 | 娘と夫の話
実母にコロナの話をしても1ミリも理解してくれない。
「PCR検査なんて難しいこと言われてもわからない。とにかく町中がマスクしてるから流行っているのよ!!お願いだからマスクだけはして頂戴。マスクさえしていればうつらないのよ、安心なのよ」
と切々と諭されて電話を切られた。
もともとが「皆が言っているから正しい。何事も大勢の真ん中で目立たず常識的にいたい」という意識が人一倍強い人なので、これ以上は話せない。

その点、娘はおとなしいようで「皆が言っているから」とは、言わないタイプである。
私が学校のことで「皆はどうしてるの?」と聞いたりすると、「皆なんて関係ないでしょ?」と嫌がって返してくる。
コロナ事情も「うん、私はママを信じる」と拍子抜けするほどあっさり言って
「でも私はマスクする。だってバスとか電車で『マスクの着用にご協力ください』って言われたら、私はそれで喜ぶんなら、ご協力したくなるの」
と独特な返答が返ってくる。そして
「ママに学校は無理だよ。先生たちは毎日コロナの話をするよ。ママなら耐えられなくて椅子を蹴り飛ばすよ」
とケラケラ笑う。

娘から、受験の面接シートを書くから一緒に考えてほしいと言われた。
面接シートとは、学校に提出して、面接官が面接をする際に参考にする資料のことである。
受験校を志望した理由とか、学習面で工夫したことことか、学習以外の活動では何を頑張ったかとか、自分の長所を書く欄があった。

学校を志望した理由は「偏差値が自分に適切だった」とか「通学の立地条件がよかった」はいけない。
自分の将来の志と、学校の指針を兼ね合わせた志望動機を書かなければいけない。
ちなみに見本を見たら「将来は国連で世界平和に貢献する仕事につきたいから、御校の特化した英語教育を生かし、英語の資格を取りたい」みたいなドン引きするようなことが書いてあった。

「こんなん見たら、私は気持ち悪いけどね( ̄∀ ̄;)」
「こんなふうに盛って大袈裟に書かないと直されるのよ」

娘が赤ペンで真っ赤かに直されまくった体温の低い下書きを持ってきたので、しょうがない。担任の添削を見ながら何とかまとめる。
せめて「当校の広いグランドや大きな校舎に活気を感じ、男女問わず広く学友と交流を望み、コミュニュケーション能力を高めたい」とか何とか考えなくてはいけない。

空白だった自分の長所の部分は「何て書けばいい?」と他人事のようにかったるそうに聞かれたので
「許容が広いこと、楽天家、人の失敗を許すことを、具体的なエピソードを入れて適格にまとめとけ」と言っておいた。
受験生とは思えないこの緊張感も危機感のなさも「泰然としている」と書けば長所になるのか?

ちなみに長所を盛って書くなら、
夫は「他人を尊重することに長けている」
私は「行動力」かな。

今年も3人が適材適所で、ややこしい世の中を乗り越えていきたいもんである。
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娘との会話22

2020-12-20 | 娘と夫の話
娘が仰天することを言った。
「私は人の話をよく聞ける人間になりたいの。本当は得意じゃないけどそれを少しでも克服したい。例えば私が愚痴を聞いて、それが人の役に立つなら嬉しいの。どうぞママ、私に愚痴を言って。言いたいことはあるでしょ?コロナでしょ?私をサンドバッグだと思って全部話して。クラブのママみたいに優しく聞いてあげるから」

えええ?いいの?と私が面喰いながら、
「じゃあ遠慮なく言うよ」(ホントに遠慮ない( ̄∇ ̄) )と2分ほど話したら
「ええ?たったそれだけ?もっと言っていいよ」と言ってのけたので、何か変なものでも食べたのか?と思ったら、そういえば夕食に実母からフグ刺しが送られてきたので、生まれて初めて食べたそれが原因とした。

「フグや、フグのせいや」と言ったら、娘も
「人間ってたまには酔っぱらって、気分が変わることもあるよ」と言ったので確定である( ̄∇ ̄) 

私は「そうでないと入れない」ルールが定められているところなら、マスクはするけど、機械的にテープレコーダーが「マスクの着用をお願いします」とアウアウンスしているところならマスクはしない。
これが唯一正しいと思っているわけではないけど、私の中ではいい加減こうしないと、この先ずっと延々言いなりにされると思って、それが嫌だから自分の意思でそうしている。
でも向こうの言い分を全く聞かなかったわけじゃなくて、自粛という有無をいわせない国家権力に一度はかっちり従った。
これ以上は、ええ加減にせいよと思っている。

もちろん、この騒動が事実なら理解するし、マスクに効果があるなら私は従う。
だけど、明らかに嘘を言ってることが解るから私は反発している。

この「コロナを恐れてマスクをする」の意味は、今は全く違う意味で使われている。
ウイルスそのものに対してではなくて、
軽症だろが無症状であろうが、陽性反応が出たら、それは「とんでもない不祥事を犯した感染者」で、
マスクをしないのは、「そんな不祥事を起こすことに協力しないマナー知らずの迷惑者」としてカウントされ、
それで職場からは離脱を宣告され、
場合によっては解雇されたり、周りの人間まで隔離されたり取引停止になったり、家族なら子供は学校に行くことも受験することも禁止されて、人生をメチャクチャにされることも厭わない。
あの手この手を使ってでも、徹底して迷惑をかけるマナー知らずにさせる。
だからマスクをする。
それを恐れてマスクをする。

本来はこんなやり方を作った人が悪いのに、気がつけばそれに従わない末端が悪いとなって攻撃は末端にいく手管を使う。
この構図はどこの世界も同じになる……

母のボヤキは全部は語らなかったけど、一つだけ娘に聞いた。
「ピノコは正直どう思ってるの?」

「正直に言うと、私は大袈裟と思っている。なんでこんなことで修学旅行が中止とかになるの?と思った。
ママみたいなこと思っている人はいると思う。だけどそれを言葉にして言う人はあまりいない。世の中ってそういうものだと思う」

私のタフな相棒になりつつある、14歳である。
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夫との会話3

2020-12-13 | 娘と夫の話
夫がマスクをする説明について、私にこう言った。
「仕事で機材を現場に置く時に、何かで倒れたりしないようにウエイトを置いて配慮をする。実際は倒れた時はウエイトなんて全く意味はないんだけど、でも『ウイエイトを置いておきました』という言い訳があると、受け入れられるという意味がある。それが現実なんだ」

ふうん。

「ゾディアックの暗号が解析された。これは注目だ」

ふうん。

子門真人の「泳げたいやきくん」を聞かせてくれ。これは素晴らしい。
「毎日、毎日、僕らは鉄板の上で焼かれて嫌になっちゃう」というとスゴイ歌詞に、こんな曲を乗せるのがスゴイ。「どんなにどんなに、もがいても~」の箇所がいいんだよな。

ふうん。

面倒くさくて一方的に聞く、こんな朝もある。
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学校事情18

2020-11-29 | 娘と夫の話
娘の高校受験のための、学校説明会に通う日々である。
と言っても、パネルで説明が始まると、めんどくさくなって居眠りをしてしまう私に(スイマセン)、娘が
「あり得ないんだけど、呆れを通り越して感動すら覚える。ある意味うらやましい。世の中にはいろんな人がいることを受け入れる訓練になる」と言われた。
いつの間にこんな大人っぽいことを言うようになったのか、その方がびっくりする( ̄ー ̄;

ある新設校に行ったら、クラス担任制は廃止(人には、いい悪いは別に相性というものがあって、一年間たまたま相性の悪い担任に当たるのはいいことがないので、学年担任制をとって複数の担当の先生がいる)とか、
授業は一律ではなく、理解度によって内容を進んだり戻したりを、各自がタブレットを使って選べるとか、
教師ばかりが話して生徒が聞くだけじゃなくて、ディスカッションを中心に授業するとか、
英語はオンラインを使って、ネイティブの先生から指導を受けられるとか
事あるごとに「もう、のんびり生きられる昭和ではない。昭和のやり方は通用しない」を連呼された。

はい、ザ・昭和の母だけど、それ故に
「無遅刻無欠席の皆勤」「運動部に入って3年間続ける」「英検をとっておく」の
昭和で習ったことを実行させたら、それは今でもポイントになったようだった。

変わることと、変わらないことがあるようではあった。
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IT教育

2020-11-22 | 娘と夫の話
今の時代を10代で生きており、高校に言ったらパソコン部に入りたいというほど機械操作が好きな娘は、例にもれずスマホをよくいじっている。
小学生からせがまれて買ってあげたスマホを、当時は家族の誰も持っていなかったので、自分で操作も設定も覚えたようである。

一体彼女が、どんな動画を好き好んで見ているのかも知らないけど、彼女が以前私に言ったこと。
「私は、どんなに自分が好きな人を侮辱するアンチがいても、絶対に低評価を押さない」

多くは語らないけど、それが彼女の生き方なのだと思った。
それを聞いて充分と思って、いろいろ案じる母親も多いと聞く中、私は料金設定はしているものの、他は何の制限もかけたことがないし、他人のスマホを触ることなど生理的に受け付けないから、一切の口出しの干渉もしたことがない。
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