かどくら邦良@高崎市議会議員 ブログ

思いをブログに綴ります。

2014.3.21 人事は難しい

2014-03-21 01:33:18 | インポート
群馬県庁の主要人事の部長級人事が発表になった。人事について実力、経験などが最優先だと建前上言われているが、どんな世界でも「?」という人事はつきものである。

人事は人間が行うことだからこそ「?」であり、不完全である。だから人事は、ほどほどにしてもらえれば何となく丸く収まるのかもしれない。

しかし、時代が丸く収まる時代でない現在にあって、丸く収まる人事でいいのかどうかという問題がある。

突飛な人事は、組織の混乱をもたらすというマイナスもあるが、何かをなすという観点からすれば、混乱は付き物という考え方もある。

結局、人事は結果責任だから、トップが結果に対して責任を持つしかない。

幸か不幸か、私は人事を決める立場になったことがないので、実際のところはよく分からないのだが、適材適所の人事が本当に出来たならば、組織は100%の力を発揮することが出来るのかもしれない。

しかし、人間は「?」であり、不完全な所在であるから、やっぱり無理か・・・!

昨日は、あいさつまわり、陳情処理。


2014.3.20 クロマツ、しだれ桜の再生に向けて

2014-03-20 00:22:02 | インポート
15日に、日本熊森協会群馬県支部が行う、樹木再生に向けて竹炭まきを行うボランティア活動に参加した。

     

場所は県営敷島公園の正田醤油スタジアム周辺、クロマツが枯れはじめていてクロマツ切りがはじまっている。

松くい虫対策で、これまでクロマツに樹幹注入していたが、結局は樹幹注入では数年の延命治療になってしまっている。

それに対して竹炭をまくことで、クロマツそのものを元気にして、樹液で松くい虫を退治していくというもの。

     

竹炭準備でクロマツのまわりを少し掘る。

     

竹炭をまいていく。

     

私もお手伝いをする。

          

最後は、しだれ桜に竹炭まきをして、皆で写真に収まる。

竹林伐採→炭焼で竹炭→竹炭を樹木の再生で使うという緑の循環再生型事業の取り組み。NPO活動はもとより、緑の循環型公共事業にならないかと模索している。

竹林の整備と里山再生は、ボランティアだけでは限界になる。公共事業として位置づければ、竹林の獣により拡大する鳥獣被害対策にもなる優れものだと思うが。

昨日は県議会本会議。


2014.3.19 コンベンション施設予算修正案提出

2014-03-19 01:10:20 | インポート
本日は群馬県議会最終日。本会議で最大の焦点になったのは、高崎競馬場跡地にコンベンション施設建設についてである。

280億円の巨大で巨額な箱物だが、県民のみなさんからいただいている税金を本当に使ってつくるものなのか、ニーズ、収支、ランニングコストと、全ての面から県の提案は曖昧となっており、このままでは到底建設に賛成することはできない。

リベラル群馬、新星会、爽風の県議会会派で、コンベンション施設推進費のうち、アドバイザリー業務委託費とコンベンション推進費の2,725万円を減額修正し、2,725万円を新たな観光ニーズづくりのためにビューロー事業をさらに増額する予算修正案である。

私も修正案について質問者となり質疑を行います。県民合意なきコンベンション施設建設はありえない。

昨日は県議会リベラル群馬会議、夜はポーラスター会議。


2014.3.18 県議会障がい者特別委員会

2014-03-18 01:24:55 | インポート
2013年度、私が所属している群馬県議会障がい者・子育て対策特別委員会でまとめた提言書です。この提言書に基づいて、具体的に障がい者政策を前進させていくために力をつくしていきます。障がい者のみなさんや、親御さんの顔が浮かびます。以下提言です。

群馬県知事 大澤正明 様 
           群馬県議会障がい者・子育て対策特別委員会


   群馬県における障がい者・子育て対策の促進に関する提言

 群馬県内における経済状況は緩やかな回復基調にあり、雇用情勢も本年1月現在の有効求人倍率が1.16倍と上昇傾向にある中で、障がい者や女性などの雇用弱者に関してはいまだ厳しい雇用状況が続いている。

 昨年4月には法定雇用率の引き上げとともに、雇用義務を負う事業所の範囲も拡大されるなど、障がい者雇用に関しての制度面での充実が図られている中にあって、雇用を一層促進するためには今後の取り組みが重要である。

 また、発達障がいに係る支援の必要性も増加してきており、これらの取り組みについても併せて期待されているほか、障害者総合支援法の理念に基づき、共生社会の実現に向けた障がい者の日常生活・社会生活の支援、更には災害時の対応のための施策を講ずることも必要となる。

 続いて、子育て支援に関しては、本県の合計特殊出生率がここ10数年間は概ね1.4前後を推移している状況下にあって、平成24年次には初めて全国平均を下回った。また、婚姻率も平成22年次以降は5.0を割り込み年々減少傾向にあるなど、未婚化・晩婚化に伴う少子化の進展が顕著となってきている。

 こうした中にあって、安心して子どもを生み育てられる社会を実現するため、今後の子育て支援対策は本県の将来展望にも大きく影響する課題となってきており、ますますその重要度を増してきている。

 また、女性の再就職や継続雇用のための職場環境の整備促進についても取り組むべき課題となっている。

 ついては、県当局には次の事項に配慮され、今後とも障がい者及び子育て支援のための各種施策に積極的に取り組まれるよう強く要望するものである。

1 県庁における障がい者雇用の取り組みである「チャレンジウィズぐんま」の一層の取り組みの促進を図ること。

2 目標とする「法定雇用率達成企業割合50%以上」を早期に実現できるよう、必要な取り組みの促進を図ること。

3 障がい者の働く場の確保と民間企業の実雇用率の向上のため、「特例子会社」の設立に向けた必要な支援の促進を図ること。

4 特別支援学校高等部生徒の職業自立に向けた取り組みの一層の推進を図ること。

5 発達障がい(児)者に対する教育面での支援の一層の促進を図るとともに、発達障がい児に対し早期からの適切な支援が提供できるよう、早期療育体制の充実・強化を図ること。

6 特別支援教育に係る教育環境の一層の充実を図ること。

7 発達障がい(児)者歯科や重症心身障がい(児)者に係る医療体制の整備促進を図ること。

8 生活の場(住まい)、日中活動の場の充実やバリアフリー化の一層の促進などによる生活環境の整備を図ること。

9 当事者の意見もふまえつつ、災害時における障がい(児)者の支援対策の強化を図ること。

10 結婚に向けた男女の出会いを支援する施策について、官民で連携して一層の推進を図ること。

11 働きながら子育てができるよう、女性の就労継続支援や再就職支援の一層の充実を図ること。

12 「群馬県子ども・若者計画」に基づき、青少年の社会的自立を支援するための施策を総合的に推進すること。

13 「子ども・子育て支援新制度」への移行にあたり、職員の配置基準や処遇の改善など、保育所や放課後児童クラブをはじめとする子育て支援事業の運営支援を充実するとともに、施設整備の補助等の支援にも引き続き取り組むこと。

14 安心して子どもを生み育てられる環境づくりを推進するため、母子保健医療の充実を図ること。

15 トップレベル競技者の育成及び指導員の育成・確保に向け、一層の取り組み強化を図ること。

16 今定例会での策定が予定されている「群馬県スポーツ施設の設置及び管理に関する基本計画」に基づき、スポーツ施設の整備に取り組むこと。

以上、提言する。

昨日は県議会リベラル群馬会議、県議会レク、夜は佐野後援会世話人会。


2014.3.17 時が経つのは早い!

2014-03-17 01:09:30 | インポート
2月17日に開会した2014年第1回定例県議会も、3月19日に閉会となる。大雪もあり、色々な事もあったのだが、時が経つのは早すぎる。

早いといえば、4月になると私が群馬県議となって7年となる。これもまた早すぎる。7年といえば小学校6年が終わり、それプラス中学1年生が終わってしまうことだ。

7年は、歳をとってしまった私としては早い7年間だった。時が経つのが早い分だけ、内容は薄くなっているのが最近である。

とにかく大学までは生きていることが濃密であったためか、時が経つのが遅い。感覚的なものであるが、歳をとると生きること自体が「流されている」というものになりがちだ。

主観的には、私の人生は、好きなことだけをやって生きてきたので、太い人生かもしれない。

しかし、この県議会議員として7年間の活動と人間としての生き様を考えてみると「薄い」ものであったのではないかと、どうしても反省モードになる。

時が経つのは早い。人生いつ終わるかもわからない。「薄い」なんて言っているようでは、県議としての責任は果たせない。もうひと踏ん張り頑張ろう。

昨日は、はるなの農家さんへ。あいさつまわり。