2015.6.12 直接行動の季節

本日で群馬県議会５月定例会は終了。いつもの如く反省点の多々ある県議会活動だが、今日から直接行動の開始。

言うまでもなく、戦後日本の根幹をなしてきた専守防衛策を突き破る集団的自衛権を可能とする憲法違反の安保法制との闘いである。

戦後７０年、日本は自国の軍隊である自衛隊は、他国の国民や兵士を１人も殺すことなく、そして自衛隊は他国との戦闘で殺されることもなかった。

憲法９条と専守防衛は壊れてもいないのに、それを壊す政府に反対の意志を表示するのは市民の直接行動しかない。

圧倒的に自民党が多数を占める国会に対して、市民は憲法で保障されている権利を最大限行使し、直接行動をし、安倍政権に反対する時だ。

棚から引っぱり出してきた作家・高橋和巳の「孤立の憂愁の中で」（発行1969年 筑摩書房）の一節にある「直接行動の季節」を久々に読む。

高橋和巳の懐かしい文体に触れつつ、学生時代に感じていた「怒り」がフツフツと湧きあがってくる自分がいる。

今日は県議会を終えて国会に向かう。群馬でも東京でも、やらなければならないことを全てやり切る。

６月は直接行動の季節。

昨日は県議会、陳情処理。