年末の30日、31日は、プロボクシングの世界タイトルマッチのラッシュだった。
これだけ世界戦が多いと、見る方もイマイチの気持ちになりがちだが、WBOSフライ級の新チャンピオンとなった井上尚弥と、WBASフェンダー級のチャンピオン内山高志のタイトルマッチは異次元の闘いだった。
井上は2階級上げてのいきなりのSフライ級のタイトルマッチで、且つ相手があのドネアに1度敗れただけでアマチュア、プロを通して1度もダウンしたことのない「レジェンドチャンピオン」のオマール・ナルバエスだった。
そのチャンピオンを1Rに2度、2Rに2度のダウンを奪いKO勝ち。チャンピオン陣営からあまりのパンチ力にグローブの中に何か仕掛けをしていないかとクレームがついたほどだったという。
21歳の井上は、これで2階級制覇だが、減量苦から解放された井上がどこまで伸びていくのか想像もつかない。
これだけの鮮烈さを私に与えた日本のボクサーは、あの世界フライ級チャンピオンだった大場政夫以来である。大場は5度の防衛を果たした後に運転事故で若くして逝ってしまったが、井上の鮮烈さは大場を上回るものがある。
録画した試合を50回も見直してしまった。もう頭から離れないのだ。
もう1人は、やはり内山高志だ。内山の相手はイスラエル・ペレスだったが、右拳がほぼ復活した内山の敵ではなかった。
左ジャブ、右ボディーブロー、右フック、右ストレート、そしてアッパーと内山のパンチは多彩だった。
今や内山のボクシングは「知性を持つ破壊者」とでも言うべき高みに達している。ディフェンスも完璧で、ほとんど打たれてこなかった内山のダメージは少なく、35歳となってもさらに伸びる可能性がある。
年末の井上、内山の試合に、私の心は完璧に「スカッ」とした。
昨日は、あいさつまわり。富高野球部新年会。
これだけ世界戦が多いと、見る方もイマイチの気持ちになりがちだが、WBOSフライ級の新チャンピオンとなった井上尚弥と、WBASフェンダー級のチャンピオン内山高志のタイトルマッチは異次元の闘いだった。
井上は2階級上げてのいきなりのSフライ級のタイトルマッチで、且つ相手があのドネアに1度敗れただけでアマチュア、プロを通して1度もダウンしたことのない「レジェンドチャンピオン」のオマール・ナルバエスだった。
そのチャンピオンを1Rに2度、2Rに2度のダウンを奪いKO勝ち。チャンピオン陣営からあまりのパンチ力にグローブの中に何か仕掛けをしていないかとクレームがついたほどだったという。
21歳の井上は、これで2階級制覇だが、減量苦から解放された井上がどこまで伸びていくのか想像もつかない。
これだけの鮮烈さを私に与えた日本のボクサーは、あの世界フライ級チャンピオンだった大場政夫以来である。大場は5度の防衛を果たした後に運転事故で若くして逝ってしまったが、井上の鮮烈さは大場を上回るものがある。
録画した試合を50回も見直してしまった。もう頭から離れないのだ。
もう1人は、やはり内山高志だ。内山の相手はイスラエル・ペレスだったが、右拳がほぼ復活した内山の敵ではなかった。
左ジャブ、右ボディーブロー、右フック、右ストレート、そしてアッパーと内山のパンチは多彩だった。
今や内山のボクシングは「知性を持つ破壊者」とでも言うべき高みに達している。ディフェンスも完璧で、ほとんど打たれてこなかった内山のダメージは少なく、35歳となってもさらに伸びる可能性がある。
年末の井上、内山の試合に、私の心は完璧に「スカッ」とした。
昨日は、あいさつまわり。富高野球部新年会。