2012.8.15 ナショナリズムを超えて！ ８・１５によせて。

政治家が自らの存在感を示すためよく使う手段として、ナショナリズムを煽る手法がある。

最近では韓国、李明博（イ・ミョンバク）大統領の竹島上陸、石原慎太郎東京都知事の尖閣諸島の買い上げ、メドベージェフ・ロシア首相（当時は大統領）の北方領土訪問などがある。

領土問題の解決は、一筋縄ではいかない難しい問題である。

しかし、解決の手段が「武力や戦争」かといえば、それもまた解決手段にはならない。

だから、政治家のパフォーマンスで領土問題を使ってのナショナリズムを煽って、自らの支持拡大に使うことは愚かな禁手である。

ただ単に、他国との緊張を高めたり、他国民との不信の連鎖を呼ぶ。

ある意味、犠牲者だと思うが、オリンピックでサッカー韓国代表選手が「独島は韓国の領土」というプラカードをグラウンドで日本戦終了の後に掲げてしまったことも不信の連鎖を呼ぶ行為である。

８・１５にナショナリズムを超えていくこそが、平和をつくっていくことであると、あらためて感じているところである。

昨日はあいさつまわり。