回遊魚の旅日記

時の流れる音をききながら歩いたり歌ったり
少しづつ昔の暮らしをとりもどしつつ。

梅雨どき午下がり 「銀花」を読む

2017-06-21 14:23:31 | 和文化・着物・能・茶・骨董

梅雨らしく・・・と、云うよりかなり激しく降ってきました。

水不足気味だったので災害が起こらない程度にたくさん降ってほしいです。

昨日、娘と神保町の古書街をぶらぶらしていたら、見つけました。こんな雑誌。

「銀花」

1970年ごろの創刊、今では廃刊(終刊)になってしまったようですが、

民芸、文芸、陶芸、骨董、生活、などについて描かれた季刊誌です。

わたしは寡聞にして知りませんでしたが、以前本屋さんでアルバイトをしていた娘が

「これはいい本よ~」と教えてくれて、立ち読みしていたら惹きこまれました。

隅から隅までぎっしりと濃い内容。

きれいな写真をただ並べているだけでなく、執筆者の情熱溢れる記事で埋めつくされています。

「太陽」という雑誌がありましたが、内容は異なるけれどあの隆盛期に近い。

ちょうど、わたしの興味の対象が横溢しているのです。

趣味の本、と言ってしまえばそれまでだけど、現在の世の中に対しての警告、もしかしたら諦観が当時からなされています。

古本なので200円。

何冊かまだあったので。もっと買ってくればよかった。

今日のような雨の午後、ゆっくりゆっくり噛みしめるように読みたいです。

 

おまけ:

先週のお茶のお稽古。終ってちょっとほっとしているところ(^^)。

日曜は、能「鵜飼い」のプレレクチャーでした。
これも濃い内容でした。本番が楽しみ。

 雨だったのでポリ着物。ちょっと縫い目がつれてますね;。

 

 


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