回遊魚の旅日記

時の流れる音をききながら歩いたり歌ったり
少しづつ昔の暮らしをとりもどしつつ。

お伊勢参り2

2018-10-26 13:51:16 | 一泊以上の旅行記
ご無沙汰いたしました。ようやくNewパソコンが起動できるようになりました。
改めてお伊勢参りです。外宮~内宮~鳥羽と旅しました。


・1日目
外宮。
そのものも厳かでよかったけれど、神様が夜な夜な通られたという神路通りをたどって別宮の月夜見宮についたらなんともいえない静かな柔らかい気を感じることができました。


お参りのあとに参道前のお店でいただいた梅ジュースがとても美味しかった。なんせ夏のような暑さだったので。


旅館の送迎バスを待つ間に、宇治山田の駅構内をぶらぶら。


シンプルなレトロな建築が現代にも使用されていて気に入りました。


宿は昔の厚生年金の保養施設を改築した大きな建物で、各部屋露天風呂月、きちんとした浴衣と就寝用の浴衣が両方用意されています。
この頃は、こういう旅館が多くなっているので、山歩きでもなければ、半幅ひとつ鞄に入れて旅するのもいいかもしれません。


・2日目
内宮へ。やはり混み具合が外宮とは違います。特にこの日は秋の神楽祭の行事があり、たくさんの人がくりだしたよう。

内宮は中学校の修学旅行以来で、当時は五十鈴川の美しさだけが強く印象に残っていましたがいまもその流れは変りなく清らか。お参りの前に手を清めます。


思いがけず出くわした神宮舞楽。これを目当てに見える近隣の観光客やカメラマンで、立席確保するだけでも大変++;。


お茶席の公開や能舞台を見ることがてきたのもラッキーでした。


さて、伊勢参りの楽しみでもあるおはらい町。
東海道中膝栗毛の弥次さん喜多さんも実は目的は京都ではなく、この伊勢参り。
おはらい町の大混雑に揉まれていると、江戸から、いや全国からどれだけたくさんの人々がお参りにきたのかしら、と当時の伊勢参りフィーバーぶりが想定できます。

名物伊勢うどん、これは東海道歩きのときに亀山で食べ、気に入りました。思えば伊勢と亀山は目と鼻の先なのですね。
懐かしかったです。すだちの入ったさっぱりした「すだちうどん」をいただきました。


お昼を終えて月読宮までバスで行こうとしましたが本日はどこも満員渋滞!暑い中歩いて向かいました。
でも不思議、昨日の月夜見の宮と同じく、境内に入ると通りの渋滞や喧噪も嘘のように静か。なぜか人も少ない。
伊勢の天照大神が華やかに光り輝く太陽の神だとすれば、月の神はたおやかな静かなパワーを放っているのかと思うくらい。


伊勢神宮参りの反省としては小銭をたくさん用意すべきだとということ!途中で硬貨が足りなくなってろくさんとふたりで10円なんて場面もあり(^。^)×)

ここからバスで鳥羽へ。
鳥羽の宿からの海上の月も素晴らしかったし、今回は月に縁があるような旅です.


・3日目
ミキモト真珠島へ。


真珠のできる工程、海女さんの貝採りの実演など興味深く見学。

海女さんはもっと年配の方が多いと思っていたら、なんとまだ十代の娘さんもいてびっくり!一緒に記念写真☆


最後に鳥羽マルシェで地元の産物を品定めして帰路に。ここで駅のベンチの宣伝をみて赤福を食べなかったことに気がついたのでありました@!


おしまい。

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