回遊魚の旅日記

時の流れる音をききながら歩いたり歌ったり
少しづつ昔の暮らしをとりもどしつつ。

東京マラソン、海へのゴール。

2008-02-18 12:05:44 | 町歩き・季節の日記・エッセイ・コラム

3万人ものランナーが走りぬけた東京。

新宿、市谷、飯田橋、皇居、日本橋、銀座、浅草、築地、月島、豊洲・・。

走っている選手たちはそれどころじゃないかもしれないが、駅伝やマラソンのおもしろさは競技場を飛び出して外に出る、というところにもある。

晴れ渡った日曜の、東京の見慣れた景色は、テレビで見ているとなんだかとてもすっきりさっぱり。

ゴール地点で海が見えるのもまたステキ☆

海で泳いだのはずいぶん前になる。15、6年前になるかな?

今は、砂浜にたたずんで眺めたり、車窓から遠くに見える海を臨むだけだが、それでも充分に胸の高鳴るのが嬉しい。

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谷内六郎氏の絵:「オルガンのひびく丘」


房総・浅い春の便り

2008-02-10 18:53:52 | 日帰りドライブ

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もっと雪が降るかと思っていたら今日は朝からいいお天気。

千葉の保田方面の水仙畑がもうすぐ終わりと知って急ぎ出かける。

車を走らせていたら道の脇に「マザー牧場」の看板が・・。

そういえばマザー牧場は以前から行きたいと思っていながら足を運んだことがなかった。

このあたりは山の上なので温暖な房総といっても、気温は低く、昨日の雪が積もっていた。

お馬さんもこころなしか寒そう。

ここの羊ファームで偶然に羊の出産に立ち会う。

苦しそうに泣き声をあげて横たわっている羊がいたので、なにげなく目を向けたら、今まさに赤ちゃんの頭がでてきたところ。

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赤ちゃんが半分出て頭がぴくぴく動いている。

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生まれた~!!

お母さんになった羊はぺろぺろと赤ちゃんを包んでいた袋を食べている。

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何回も立とうとしてはまた転ぶ赤ちゃん。お母さんの胎盤はまだくっついたままである。

「がんばれ、がんばれ!」

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場所を変えて写したら、赤ちゃんはうさぎか犬の子どもみたい。可愛い。

今まで一匹だったのが二匹になったね。

いつも、いつでもどこかで繰り返されている出産シーンだけど、ひとときも目を離せない。

一時間も見続けて親子の無事をi祈りながら羊舎をあとにする。

お昼は「菜の花そばセット」。ここは関東一の菜の花畑が広がるところでもある。Dscn3861

牧場が一面に菜の花の黄色で染まる頃、また来てみたい。

お目当ての水仙畑はここから30分ほどの里山にある。

花はもうすぐ終わりの感があるが、それでも山道を歩くとやさしい甘酸っぱい香りが漂ってくる。Dscn3863

菜の花もくっきり畑のそばに・・。

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雪の土手

2008-02-03 11:45:58 | 山歩き・川歩き・遠足

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お日様が射していないので銀世界ではないけれど、この辺りでは久しぶりに3,4センチ積もった。

娘が就活セミナーで朝早くおでかけ。交通が乱れていないといいけれど・・。

わたしもワンちゃん並みに雪が降ると大騒ぎしたくなる。

いつもと同じ景色がまっ白く変身してしまうのってものすごく魅力的だもの♪

それでさっそくろくさんと土手へ出かける。雪の日は声が響きやすいのだろうか、ワンちゃんや子どもの声がひときわ大きく聞こえる。

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お父さんと小さい女の子がそり遊びに興じている。白い景色にピンクと赤がぽつんと目立つ。

わたしも「雪の女王」の気分(^^;)

そういえば今日は節分。季節を分ける日・・。

3Fの両親の玄関ドアにはひいらぎと目刺しの頭が飾られていた。

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一年中でいちばん寒くて地味な月なのに、浅い春を感じて少しづつ心が浮き立ってくる。