回遊魚の旅日記

時の流れる音をききながら歩いたり歌ったり
少しづつ昔の暮らしをとりもどしつつ。

新緑の上野・「茶の湯」展

2017-04-26 10:18:34 | 和文化・着物・能・茶・骨董

古今のお茶のお道具名品が陳列される「茶の湯」展に行ってきました。

まだお茶を初めて2年ほどしか経っていないので、実際のところお道具の良し悪しはあまりわからないのですが

たったひとつのお茶碗のためにお茶室を建てる、という執念というか、審美観というか、とにかくそういう魂の入った

美術工芸品の数々に恐れ入った次第。

本職の陶芸家ももちろんいらしていて、友人と二人で展示の前であれこれ話していると、親切に話しかけて下さり

詳しく説明してくださったり、ありがたかったです。

呈茶のお席はすでに予約がいっぱい。

 

物館の裏庭には初めて入りました。

 

この日の湿度の少ない爽やかな風に緑がそよぎ、ひらひらと舞う花吹雪も美しかった。

 

まだ4月なのに、5月のような新緑真っ盛り。

 

 

着物(袷)を着て歩き回ったのに汗もかかず、とても快適な天候。

お茶関係の展示のせいか、着物を召してらっしゃる方もたくさんいらして目の保養になります。

ケンロクエンキクザクラ、という桜可愛い八重桜が真っ盛り。

いくつかお茶室が点在し、まるで京都を歩いているようです。

気持ち良く過ごした一日でした。

今日の着物はこんな感じ。帯と帯締めは母の形見なのでちょっと古めかしい(^^)

 


桜に誘われ迷い道~~。曳舟川親水公園~亀有。

2017-04-05 14:23:52 | 町歩き・季節の日記・エッセイ・コラム

世の中は桜狂想曲真っ盛り。

わたしもちょっくら見物に・・。

 

 

自宅から曳舟川親水公園を通って亀有まで歩く。

まだ満開にはもう少し。

 

このあたりはお花見の人も少なくて気分が良い。

白い桜も、

ドウダンツツジのつぼみも、

ネコヤナギの芽も膨らみ、

ほら、ここにいますよ、と云わんばかりに愛しいオオイヌノフグリね。

 

が、ルンルンと歩いて、途中近道しようと角を曲がったら全然知らない道に出てしまった@。


このあたり、違う道を歩こうと思ったら、よほど道の交差を知っていないと難しい。

自転車や車ではもちろん、歩いても何度も通っている道だ。

なのになのに・・+;

迷い道クネクネ~♪ と心の中で歌いながら冷や汗かきかき、

 

なんとかリョウさんの銅像に巡りあってショッピングセンターのアリオが見えた。ホッ。


と・・靴の裏がべろべろに剥がれているのを発見@!


この靴は東海道、日光街道、中仙道歩きで大活躍してくれたもの。だましだまし使っていたのがついに疲労困憊か+;。

アリオでパンなど買って帰りはシャトルバスで立石まで乗る。

このバスはアリオ利用のお客さんはバス代フリー。なんとなくラッキー(^^)v

電車賃がもったいないので立石から歩いて帰宅(^^);


さすがに新しいのを買わねば!

陽射しが強く、半そでで歩いても良かったくらい。

少し日に焼けたかな。


我が家ではハナカイドウがほぼ満開でした。


三浦半島キャベツ畑めぐり

2017-04-05 13:40:46 | 日帰りドライブ

定演が迫っていて自主練習におおわらわ。

少々気持ちが煮詰まって来たので、本日は広いところへ行こうと、三浦半島へ。

ここは半島の面積は狭いけれど、海岸線から陸がかなりの勾配で高くなり山へ上ると見渡す限り360度に近く眺望が楽しめる。

先ずは間崎漁港に車を止める。

ダイコンの花の向こうに船。

ここから傾斜地に緑のじゅうたんのように植えられている一面のキャベツ畑を歩きながら剣崎灯台へ。

お天気はいまいちだったが、海の向こうにはかすかに房総のとんがった三角形の鋸山が見える。

 

冬の間は大根を植えていたのね。

美味しそうな土~。

これは何を植えているのかな。風になびいてみんな同じ向きに葉っぱがひらひら。

いい気持ち~。ちょうど収穫期らしく総出で作業。

剣崎灯台。三浦半島の東南の端。

ひとは中には入れない、ひっそりと小さな灯台。

発声練習を終えたウグイスがあちこちで美声を競っている。

城ケ島に寄ってから毘沙門の岩堂山の頂上、キャベツ畑、大根畑・・・。

海が見えてパッチワークのような畑が広がる。

以前に旅したフランスのノルマンディ地方のような農業地帯の景色だ。

 

帰りは下の道を通って3時間半かけて帰宅。

気持ち良かった。