混雑承知で奥日光へ。紅葉はこの2,3日で色づいたらしい。
朝6時に家を出発。事故渋滞、明智平渋滞で中禅寺湖畔中宮祠(ちゅうぐうし)に10時半頃、到着。
混雑は竜頭の滝~赤沼方面に続いているので、そちらには行かず、鳥居の前を左折してまず中禅寺湖スカイラインに乗り、半月山展望台に上るも、霧で一寸先も見えず。
中禅寺前の湖畔。ここは紅葉真っ盛りだが、ここからスカイラインに乗ると霧がホワイトアウト状態に・・。
展望は諦め、道を戻ってイタリア大使館記念館に行く。ここは何年か前に行ってその前庭の湖の光景が印象に残っていた。
イタリア大使館内部。↓
太陽が顔を出し、空の青をうつす水の美しさと錦の木々に感嘆の溜息。
大使館を出て中禅寺(日光輪王寺の別院)そばのイタリアンレストランでお昼。
食後、青空が広がってきたので再度、半月山へ。
山はお天気次第でこのように変わるものかと今更ながら驚く。
午前は霧で真っ白だった景色は男体山、八丁出島、戦場ヶ原までしっかり見渡すことができる。
第2展望台まで足を延ばし、足尾ダムを遠くに望む。
山の緑、黄色、朱色、真紅が美しい。
湖に降り、車道が空いてきたので竜頭の滝を経由し、赤沼の戦場ヶ原入口まで入る。
竜頭の滝までは紅葉はすでに終わり、すでに山は冬支度に入ったようだ。
その上の湯本まではカラ松の黄金色の針のはがサワサワと降り注いでいた。
戦場ヶ原の入口にはこのようなお知らせ版。
もうクマさんの出没時間の3時少し前だったので湯川にかかる橋まで往復して戻る。
戦場ヶ原から眺める男体山。
奥日光は毎シーズン来ているけれど、何度来てもあの中禅寺湖の水の色には魅了される。
奥日光はほかの観光地(別荘地)のように洒落たレストランもカフェもアウトレットもなく、ほとんどのお店は「ゆば」や「たまりらっきょう」や「山菜そば」を出す店ばかり。
それが、俗化を免れているひとつの要因なのだろうし、最近の観光客は東北大震災のあと確実に少なくなっている様子。
帰りはラッキーなことに殆ど渋滞に合わず3時半に赤沼駐車場を出て家に7時到着。
いつか中禅寺湖一周トレッキングをしてみたいものだ。