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回遊魚の旅日記

時の流れる音をききながら歩いたり歌ったり
少しづつ昔の暮らしをとりもどしつつ。

連休・練習・キムチ鍋

2012-11-23 22:29:13 | 町歩き・季節の日記・エッセイ・コラム

朝から築地で練習。

休日なので電車も空いていてラクチン。

地下鉄を上がるとけっこう激しい降り。

車は少ないし、人通りもまばら、篠突く雨で道が白く煙っていつもの都会の景色と

違ってちょっと新鮮。

心浮き立つ楽しいことがあったならば、ジーンケリーのように「singing in the rain~♪」と歌いだしそう。

哀しいことがあったら、雨の雫に涙を紛れ込ませるかな。

「when you wish upon a star~♪」を練習。ジャズバージョンに四苦八苦。

今日はもうひとつ、混声練習があったので、築地から自由が丘へ直行。

「水のいのち」で「降りしきれ雨よ~♪」と歌ったのに帰りは雨がやんでラッキー

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夕飯はキムチ鍋にしようと材料を買うため帰宅してからスーパーへ。

袋入りの「キムチ鍋の素」なるものも買う。

で、帰宅して材料を切り終え、「さあ、お鍋をつくるぞ!」と「キムチ鍋の素」を

探すも、なぜかどこを見渡してもそれがない!?!

スーパー用の買い物袋の中にも、引き出しにも入れてない、冷蔵庫にももちろんない‘@@!

「あれ~おかしいなあ。確かに買ってレジに出して・・う~む、もしかしたら買い物カゴから自分の袋に入れるのを忘れたか?!!」

がっくりしてキムチやらコチジャンやらお味噌やらいろいろ入れてなんとなくキムチ鍋っぽい味になったところで娘が帰ってきた。

一部始終を娘に話したら「ほんとに買ったの?買ったと思って実は買わなかったんじゃないの?」とかボケ老人をみるような目で見られながら(わたしも内心そう思ったけれど・・)

自作のキムチ鍋を食べようとして椅子に座った瞬間、

ぐにゅっ

と液体の入った袋を押しつぶしたような音が!

そうです、例の「キムチ鍋の素」の袋です。(正確にはスンドゥブチゲの素、ね)

それがなぜか、わたしの椅子の座面の上にあったのです

買い物袋から野菜などをあちこちにしまっているときに、するっと椅子の上に落ちたのでしょうか~~~?

よりにもよって自分の椅子に上にあったなんて思いもよらなかった・・。

まあ、一応、ちゃんとわたしがそれを買ったという事実は証明されてよかったよかった

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そういえば明日も練習があるのだった・・。明日は「memory~~~♪」をやるのだ。

少し疲れてるかな?


八丁堀へ

2012-11-20 10:03:10 | 町歩き・季節の日記・エッセイ・コラム

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夕べは八丁堀のスペインバルへ。

ワインとサングリアで乾杯。

生ハム、エビのフリット、キノコとハスと鶏のアヒージョ、ラムチョップ、チョリッソ、パエリャ・・

オープニングサービスもあって相当食べごたえありました。

月曜日なのにけっこうたくさんのお客さん。

場所柄、ビジネスマンが殆ど。スーツを着て仕事帰りにバル、というのもなかなかいいな。

土地の名前は不思議なもので「八丁堀」という語感は、お江戸の幾筋もの堀、川、水路、は言わずもがな、結婚前に10年近く通っていた混声合唱団の練習場の雰囲気さえただちに思い起こさせる。

この近辺の茅場町、室町、日本橋界隈も、懐かしく身近な感じがするのは、実父が日本橋白木屋デパート(今のコリドーあたり)の裏の生まれで、父の幼少の思い出やあの付近の光景を聞かされて育ったからかもしれない。

相撲の場所が始まると白木屋の前に取組表が張り出されて、弟たち(叔父たち。父をはじめ今はみんな亡くなってしまった)を連れて勝負の結果を見に行くのが楽しみだった、などという話も聞いた。

明治生まれの父の事とて、もう90年以上も前の話。

もちろん当時の面影は今はなくビルが林立。

時代の層が土地の上にミルフィーユのように折り重なっている。


聴導犬

2012-11-08 21:06:27 | 町歩き・季節の日記・エッセイ・コラム

手話講座に聴導犬の「モーリー」ちゃんが飼い主(聴覚障害者)の方と一緒にやってきました。

飼い主と共に暮らして生活の手助けをするそうです。

3週間か前にはその話を聞きいただけでしたが、本物は、やっぱりおとなしくて飼い主にちゃんと寄り添って優しい可愛いわんちゃんでした。

スーパーなどで聴導犬のことを知らない人に売り場から出るように言われたり、飼い主にも罵声を浴びせられたりすることが多いそうです。

盲導犬はよく知られていますが聴導犬は全国で20数頭しかいないので一般的に、活躍の場を知られていないようです。

わたし自身、この手話講座に来て初めて知りました。

もしそばに歩いていたら飼い主の先導するのを妨げないようにしたいものです。

http://www.hearingdog.or.jp/tyoudouken.htm


会津から越後へ②

2012-11-05 21:13:30 | 日帰りドライブ

「塔のへつり」から北上して大内の宿場に寄ろうとするが、ここは駐車場の渋滞が長蛇の列で時間がかかりそうなのでUターンして会津若松にまっしぐら。会津若松にはちょうど正午に着く。

ここは真夏と真冬の2度来ているが、晩秋の蔵の街並みもひっそりとしてなかなか良い。

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来年のNHK大河ドラマの舞台に使われるらしく、その宣伝のチラシなどが街を賑わしていた。

蕎麦屋で「本しめじ蕎麦」を注文。(ここの蕎麦屋さん、ウエイトレスさんがなぜか全員袴姿)

打ち立ての蕎麦と本しめじのシコシコした歯ごたえ、きのこのダシがきいたつゆは滋味あふれる味で体の中にすーっと入ってゆく感じ。

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さて、ここから今度は只見線沿線(国道252線)を走り、沼沢湖~柳津温泉~金山~田子倉湖~六十里越を経て小出まで走る。「日光いろは坂」もびっくりと云うくらいの急なカーブを上がったり下ったり・・。

沼沢湖を過ぎる。道の両側に広がるススキの群落も半端ではない。

風になびく何千何万のススキが、まるで白い生き物が獲物を待ちかねて触手を動かしているかのよう・・。

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昨年の新潟豪雨で流された鉄橋。

いまだに只見線のこのあたりは不通。

美しい自然と厳しい自然は背中合わせである。

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山の中の只見駅。昨年の新潟豪雨で不通になった区間(只見駅から小出駅まで)が再開されたので、祝いの紅白幕がかかっている。

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さらに、ひたすらのぼってゆくと見渡す限り山山山・・色づく木々、渓谷を流れる只見川。ダム湖、遠くに雪を頂いた越後磐越の峰々・・。日本ってほんとに山と木と水の国だと改めて思う。

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田子倉ダム、六十里越近辺の素晴らしい景観に何度も車をおりてシャッターを切る。

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↑ 忘れずに指揮も^^。

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大白川駅に停車中の只見線に出合う。現在只見線は一日に三~四本しか走っていないから出合えたのはとてもラッキー♪

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渓谷を縫うように道は曲がりくねりやがて小出インター入口に着く。

ちょうど5時、日が暮れる寸前であった。

六日町あたりの山里の夕暮れが美しい。ひとつふたつと家の明かりが点き始め、里と田圃を抱く山の中腹に夕刻のミルク色の霧がたなびいている。

このあたりは霧が多く、以前、奥只見に旅したときにこの六日町で朝霧に囲まれホワイトアウトに合った記憶がよみがえる。

家に帰り着いたのは9午後9時15分。さすがにこの長距離は日帰りではちときつい。次回は是非鉄道でゆっくり一泊したい。

↓ 小出インターに入る直前、紺色の空に飛行機雲が鳥のような輝きを見せてくれた。

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