10月30日(水)晴れのち曇りのち雨
朝は爽快でありました。
昨夜のうちに降ったらしい冷たい雨で山々は色づきはじめ、青空のもとで清涼な空気を発散していた。
温泉に3回も浸かって美味しいものをたくさん食べてベランダに出てしばらくまったり。
まったりしたあと、チェックアウトし、近くのニッカウヰスキー工場へシャトルバスで送ってもらう。
清冽な流れと森のあるところで作られるウヰスキー。
平日なので見学者は少ないと思ったがどうしてどうして、グループや団体さんたちがけっこう集まってきた。
ピーとを燃やす工場。
八ヶ岳の近くのサントリー白洲工場も規模が大きかったけれど、ここの樽貯蔵庫もカビ臭くてなかなかよい。
一時間ほど見学をしたあとは楽しみの試飲★
再びホテルのシャトルバスが迎えに来てくれて作並駅に送ってくれる。感謝感謝。
仙山線に乗り、今度は山寺駅まで。
水子地蔵、阿弥陀仏、磨崖仏の並ぶ岩山の立石寺(りっしゃくじ・天台宗)詣り。
「閑かさや岩にしみいる蝉の声」と芭蕉が読んだ場所としても有名。
とりあえずは、もうお昼に近かったので駅前のお蕎麦屋さんで腹ごしらえ。
わたしはなめこ蕎麦、娘は蕎麦定食。
里芋入りで作られたお蕎麦はどっしりむちむち・・(^^)!美味しかった☆
さて登山道を歩いて、800段以上の苔むした石段を上り始める。
所々に念仏堂、根本中堂、仁王門、五大堂、などが頂上の奥ノ院に至るまで、ひょこっと待っていてくれて、石段の傾斜は急だが、それほど疲れない。
ところどころに紅葉黄葉。
ころりと大往生できる阿弥陀様、たくさん拝んできましたよ~(^^)
右が五大堂、左の小さいお堂は納骨堂。岩山のてっぺん。 ここからの景色は素晴らしかった。
久しぶりに指揮。
下山する頃にはぽつぽつと雨が・・。小雨に煙る山寺もなかなか風情あり。
茶店で名物玉こんにゃくをいただき、再び仙山線に乗り終点山形まで。
新幹線の時間まで少し間があったので山形の駅の周辺をちらりと見て、駅弁を買い
15時57分の「つばさ」に乗って上野に着いたのは19時近く。
まる二日間の旅でしたが、電車、バスを乗り継いで回った印象深い秋の東北、一週間くらい旅していたような気がしました。
娘と二人の旅は久しぶりだったけれど、彼女としてもよい思い出になったようです。
↓ 車窓から眺める福島あたりの夕景。