回遊魚の旅日記

時の流れる音をききながら歩いたり歌ったり
少しづつ昔の暮らしをとりもどしつつ。

お雛さまと室生寺の金猫

2018-02-20 16:53:29 | 和文化・着物・能・茶・骨董
雪の予報だったのに今日は春のうららかさがいっぱい。
こんな風に光が柔らかくなってくると、体の動きも良くなりますね。
着物の半襟付けたり、お雛様を出したり、自転車で少し遠くまで足をのばしたり。

例年の通り玄関の立ち雛と、和室に飾るお内裏様。


お雛様は、早く出さないとすぐ3月になってしまう~~。
遅く出していつまでも飾っておくと、娘がお嫁にいけなくなる~~(^^);


この年になってもお雛様をなぜ飾るのかと云えば、箱に入れっぱなしでカビが生えるのを防ぐためと
お人形の顔を見ると母に再会できたような気がするから。

昨日も片づけものをしていたら、小さい小さい体長約1センチの金の猫ちゃんが出てきました。


この紙の袋の中に、さらに薄い紙にひとつづつくるまっていたので、うっかりしたら捨ててしまいそう;。

義母も、母も、むかし室生寺へ行ったことは知っているので、どちらかが遺したものだろうと思います。
女性なら、女人高野という名に惹かれて訪れてみたい寺のひとつ。
わたしも何年か前にひとり旅したことを思い出しました。

お雛様もこの金猫も、女としての母達の生涯を思い起こさせてくれます。

コメントを投稿