回遊魚の旅日記

時の流れる音をききながら歩いたり歌ったり
少しづつ昔の暮らしをとりもどしつつ。

おおいなる富士

2008-12-28 22:42:27 | 富士山

昨夕の富士山のシルエットがとてもきれいだったので、是非近寄って眺めたい、と河口湖、本栖湖へ吸い寄せられるように中央高速に乗って走る。(予定していた台所の大掃除は明日に延期^^;)

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河口湖畔からの富士山。雪の白さ、雲の白さが光に反射して美しい。

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本栖湖畔からの富士山。

この存在感の前には言葉もない。

場所を変えるたびに「どうだ!ここにもいるぞ」と違った姿を見せてどーんとそこにある富士の山。

青木ヶ原樹海の裸の木々は風になびき恐ろしい形相で迫ってくる。

その上を突き抜けて、紺碧の湖の上に惜しみなく条々と美しい裾野を広げてそびえる富士の山。

 


記憶復活・ティンカーベル

2008-12-08 10:23:26 | 町歩き・季節の日記・エッセイ・コラム

12時近くラジオ深夜便を布団の中で聴いていて、「これはいい話だ、絶対に忘れないで覚えておこう!」と思っているうちに眠りに落ち、午前3時頃に「原信夫とシャープス&フラッツ」の演奏するセンチメンタルジャーニーで目が醒め、「あれ~、深夜便のいい話はなんだっけかな?」と思い出そうとしても記憶はすでに夜の闇の中に埋没~~(--;)

朝になってもどうしても思い出せなくて悶々としながら朝ごはんを食べ、洗濯物を干して新聞を読んでいたら何がどこでどうつながったんだか「はっ!!」と思いだしましたよ~~~

ディズニーのピーターパンに出てくるティンカーベルのお話!(わたしはピーターパンの中で茶目っ気があって、ちょっとわがままで、でもピーターパンとは切っても切れない縁を持つこのティンカーベルが一番好き。海賊船長フックによって爆破された残骸の中でほのかに輝く彼女の光の美しさは涙が出るほどである)

ティンカーベルは妖精のひとりなのだが、では妖精はどうやって生まれるか?という会話をアンカーとゲストがしていた。

妖精は、生まれて初めて赤ちゃんが笑った時に生まれるのだそう

詳しくは、赤ちゃんが笑った瞬間にタンポポの綿毛がふわっと飛び立ちネバーランドまで飛翔してそこでその綿毛から女神様が誕生させるのだとか。

現実の世界ではないので妖精の誕生には諸説あるらしく空想は自由だが、わたしはこの説がいちばん納得できる気がする。

赤ちゃんが笑うと妖精が生まれる・・・なんてすてきなことなんだろう!とわたしはひとりで感に入ってしまったのだった。

我が家の子供たちが生まれてはじめて意味もなく微笑んだ(ような)とき、何が可笑しいのかしら?と不思議に思っていた。実母は「これは神様が赤ちゃんをくすぐっているのよ」と話してくれた。ことほどさように赤ちゃんの無垢な微笑みは人を穏やかに優しい気持ちへと誘ってくれる。

今日は太平洋戦争の開戦記念日、世界中の赤ちゃんが全員平和に、幸せに微笑み、たくさん妖精が生まれますように。

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昨日出したクリスマスツリー、おけいこの生徒たちにオーナメントをひとつづつ飾らせてクリスマスにはお化粧完成予定(^^)v


品川のイチョウ

2008-12-03 15:28:48 | 町歩き・季節の日記・エッセイ・コラム

京浜急行の「青物横丁」まで歯の治療に行く。

四つ木駅で「羽田空港」行きを逃したため、都営浅草線の泉岳寺で乗り換え普通か急行を待つも3本続けて特快が来た~@@(特快は「青物横丁」に止まらない。)

予約時間をオーバーしてしまう、とイライラしてきたので3本目に乗ってとりあえずひと駅先の品川まで行く。けっきょく品川で待っても都営浅草線からくる普通電車に乗るので変わりはないのだが待っている間にホームに沿って植えられているイチョウ並木の美しさに目を奪われた。(品川で降りたのは大正解と自分に拍手)

青空に照り映える金色のイチョウはわたしの大好物。

八ツ山橋(やつやまばし)の後方のイチョウも同じく見事!

八ツ山橋は新年の箱根駅伝でおなじみの橋で例年このあたりで何かハプニングが起きるところ。この地名を聞いただけでそこはかとなく江戸時代、東海道を歩いて旅する人々の姿が思い浮かんでくるような気がする。現在はビル林立で当時の人がここに来たら目を回してひっくりかえるだろうけれど。

神宮外苑のイチョウ並木も素晴らしいが、この品川のイチョウはホームにいながらにして楽しめるお薦めスポット

京浜急行沿線の駅の名も昔の土地のようすを思い起こさせて興味深い。


栗おこわ饅頭

2008-12-02 11:34:15 | 食・レシピ

先日の本土寺に行った際、参道のお店で買った栗おこわ饅頭。

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レンジでチンしたら(ほんとは蒸し器で蒸すのがベスト!)ほんのり甘くほんのり塩味、ふんわりと柔らかくちょっとびっくりの美味しさ☆

あっちの親、こっちの親にも大好評。

ネット注文はできないかと検索しても見当たらない。

箱をよくみてみたら裏側に製造元の電話番号があったのでさっそくかけてみたが

残念ながらこれは本土寺に行かなければ手に入らないとのこと。

やっぱりまた行かなくちゃ(^^)


本土寺の紅葉

2008-12-01 12:00:14 | 日帰りドライブ

 

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松戸の長谷山本土寺(ちょうこくざんほんどじ)の紅葉。

11月最後の晴れ渡った日曜日。すでに枯れ散っているのでは?と期待していなかったのだが山門をくぐるとなんと見事な紅葉!ここは6月の頃にはアジサイが咲き誇るので有名なお寺でもあり、創建の歴史は古く、京都か奈良の古寺のような趣。

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014昔ながらの木造の回廊の屋根にモミジが散り積もる。

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モミジのなかでもイロハモミジは最も美しい赤になる。アジサイの葉が未だに生き生きと緑濃く紅葉との対比がくっきりと鮮やかなのも季節が混在しているようでおもしろい。

紅葉の見納めとあって人々もたいへんな賑わいであった。これは是非平日の静かなときにもう一度来たいところ。

本日より12月。いろいろなできごとがあって忙しく動き回り、また親たちの「老い」について深く考えさせられた11か月間であった。あとひと月まだ波乱はありそうな気配だがなんとか無事にこの年を終わらせたいものである。012