回遊魚の旅日記

時の流れる音をききながら歩いたり歌ったり
少しづつ昔の暮らしをとりもどしつつ。

草の匂い・アサザ

2007-05-23 21:57:58 | 山歩き・川歩き・遠足

ポピーがたくさん咲いている景色を見たくて江戸川河川敷へ。Dscn2919

ここは「小岩菖蒲園」と名がついているが、一画にはポピー畑あり、ミゾコウジュの群れもあり、スイレンの池もある。

真夏のような太陽の下でシロツメクサの絨毯は青々と草いきれを放ち、川向こうの国府台の緑も鮮やか。

子供連れのお父さんが池に網を入れて何か釣り上げたようだ。

「どじょうがいたぞ~」と子どもに向かって叫んでいる。

ムンとする草の匂い、日向の匂い、大きな木の木陰・・思い出すたくさんの夏の日。

池に咲くアサザの可憐な黄色い花。

Dscn2922 この植物は今や減少傾向にあり、ここでもボランティアの方々が一生懸命に手入れをして繁殖させているとのこと。


新緑の長瀞へ

2007-05-20 19:39:56 | 日帰りドライブ

Dscn2875昨日の昼間は堀切菖蒲園。

見頃はまだだが、雨が降った後の菖蒲の立ち姿はなかなか風情がある。

夕方は銀座で新潟からことちゃんを迎えて宴会。台湾鍋が最高に美味しい。

今日は素晴らしい五月晴れに誘われて荒川上流の長瀞へドライブ。

途中「さいたま川の博物館」に寄る。富士山の白い頂、秩父連山の山並みもくっきり!

長瀞は中学以来に来たが、水の瀬音は心地よく、渓谷に響き渡り、とにかく緑が美しいDscn2883

名物の船下りの船頭さんが細い流れも見事に乗り切って漕いでゆく。

上長瀞まで渓流沿いを歩き、駅で長男が運転する車と別れ、ろくさん&わたしは単線の秩父鉄道に乗って寄居駅で合流。

Dscn2891 はるか甲武信ヶ岳を源流とする荒川、いつかその源までたどってみたいものである。


リコーダーのコンサート

2007-05-15 20:07:47 | 西洋音楽・西洋文化・アート

川崎までランチタイムコンサートを聴きに行く。

夜はレッスンが終わってからだとなかなか足が動かず平日のコンサートはあきらめているのだが、今回のように短い時間(40分)の昼間に催してくれるのはありがたい。

小学生のときに殆ど誰もが吹いたリコーダー(縦笛)の音色は、懐かしさや暖かさを呼び起こしてくれる。

山や林で聴いたウグイスの声が甦ってきてうっとり~。

終わって外に出たら大雨!昼食をとって外を見たら見事な晴天。

一番すさまじい雷雨のときにちょうどホールで爽やかな鳥の声を聴いていたわけでラッキーであった

コンサート詳細は「音楽日記」に掲載。


鎌倉の花はひっそりと

2007-05-14 15:00:35 | 日帰りドライブ

昨日は女6人、リュックを背負っておにぎり持って、タオルを首に巻いたおじさんルックで鎌倉へハイキング。Dscn2842

北鎌倉~東慶寺~浄智寺~建長寺~瑞泉寺に至る約2時間のコース。

ハイキングと言っても途中に250段の階段あり、急坂ありのけっこうちゃんとした山歩き。

昔はよく山に登ったものだが、最近はすっかりご無沙汰していたが、鎌倉近くに住むHちゃんの案内で新緑の中を気分よく歩く。Dscn2818_1

朝から薄曇で歩くには絶好の天候。Dscn2846うぐいすの声がすばらしい。

紫陽花にはまだ早いし、水仙はとっくに終わり、鎌倉の春と夏の狭間で、苔むした岩に囲まれた寺の山門への道は人も少なく、ひっそりと白い花、紫の花が静かに咲いている。

山道の途中も野草の前でたたずんだり、草笛をHちゃんから伝授していただりたり、お寺の花を堪能したり、鎌倉ヤマネコ?を発見したり、お昼ご飯を食べたり・・。(Kちゃんは何時お昼になるの?と何回も耳元で囁くし~^^)

10時に北鎌倉を出発したもののゴールの瑞泉寺に着いたのは3時ごろであったか?

八幡宮の前に出たら、街中は若いおしゃれな観光客がいっぱい。山から出現した山女たちは急いで首に巻いたタオルをしまいこんだのであった。

花の写真はギャラリーに掲載。