回遊魚の旅日記

時の流れる音をききながら歩いたり歌ったり
少しづつ昔の暮らしをとりもどしつつ。

千手が浜から湯ノ湖、そして沼田 ①

2018-06-04 13:37:00 | 奥日光
6月2日(土)~3日(日)と一泊で奥日光へ。


6月2日(曇りのち晴れ)

初日はクリンソウを見て小田代を歩き湯ノ湖一周をしようという盛り沢山な計画だったので朝6時に出発。
ところが、2度も東北道の事故渋滞にぶつかって、赤沼駐車場に着いたのが11時すぎてしまった。

「バスが出ますよ~~!」と係員さんの声に大慌てで走り込み、ぎゅうぎゅうづめの低公害バスにどうにか間に合う。

赤沼から千手が浜までは車での通行は許可されていない。
交通機関はこの低公害指定バスだけである。
しかし、こんなにこのバスが混んでいるのは初めて@。
クリンソウも6分咲きで今週末がまたとない晴天となれば、訪れる人の多いのも無理はないか。

わたしたちが、千手が浜でクリンソウに初めて出会ったのはもう7,8年も前のことか。
偶然に見つけたその花の可憐さに、その後何度が訪れたが、なかなか見頃とお天気が両立するのは難しかった。

千手が浜に着くと、さっそく山ツツジのお出迎え。


もう時期は過ぎたかと思っていたけれど間に合った。
こういう山の花って、傾斜地の、人間にとっては一番きつい場所に咲いている。



クリンソウ群生地


クリンソウはきれいに咲いていました。
ピンクや赤や真っ白や朱色や、水の流れにその姿が映ってほんとに美しい。








気持ちいい~~♪


(今回はブログ用にアップするためのデジカメをろくさんに持ってもらって適当にうつしてもらい、わたしはFACEBOOK用にIPAD専門に写しました。
なんだか被写体の好みが違うようで後で見て少々びっくり;;。)

千手が浜の帰りは小田代が原を一周し、そこから戦場が原の縁を歩いて赤沼へ。



いったい何色の緑系の色鉛筆や絵の具やクレヨンを使っているのだろうと思うほど、豊かでみずみずしい、白緑、黄緑、浅木色、緑青、濃い緑・・・・!
ミズナラ、シラカバ、ズミ、ハルニレ、・・・足元の小さなタチツボスミレ、ヤマエンゴサク、ツマトリソウ、独特の花の形のミヤマウグイスカズラ・・・!
(花はIpadなのでここにアップできないのが残念><,)



途中で林間学校の小学生たちに出会ったりして赤沼駐車場に着き、湯ノ湖畔へ。
前回来た時とは、打って変わって山々はすっかり緑になっている。前回訪れたのは4月だった

一度荷物を宿に置いて、歩いて10分ほどの温泉寺へ。
ここは湯元の御䵷船の泉源の直ぐ近く。
お寺には温泉があり、この日は本堂で静かに写経が行われていました。

泉源、有名な温泉の地獄のようなボコンボコンと煮えたぎっている感じでなくポコポコと小さく吹き出している感じ。
でも硫黄の匂いは一級品!
宿で温泉に入って出てからも、しばらく匂いがとれない。

そんなこんなでまちがいなく名物、湯葉を使った美味しいお料理をいただいてコテッと爆睡しました(^^)





2 コメント

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九輪草 (み~こ)
2018-06-12 14:13:17
お久しぶりです。
9日の日光東照宮献茶の副席のお菓子の銘が「九輪草」でした。
お稽古でいつも使っているお菓子屋さんに注文して、緑色のきんとんにピンク・白・赤のドットを入れてもらいました。
お天気にも恵まれ(少々日光にしては暑すぎましたが)、家元も襲名後初めての日光で、笑顔で帰っていかれ、ほっとしました。
み~こちゃんへ (やまびこ)
2018-06-13 09:19:08
献茶会お疲れ様でした。
きっとすてきなお菓子だったでしょうね(^^)

クリンソウの群落、水辺で風にそよぐ姿は可憐で美しくて夢の世界にいるようです。

これから夏に向かってまたひとがんばりしないと♪



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