スマート詩吟は面白い

スマート詩吟及び福祉詩吟は私の造語です。それらの普及を図っていきたいと思います。

亡き師匠に伝えたい『師匠の節調は引き継いでいます』と(後編)

2021-09-25 09:00:00 | エッセー「スマート詩吟は面白い」

前回の続き後編です。

師匠に病気の前兆をアドバイスしようとしたにも拘らず、

約10年後、私も師匠と同じ脳卒中を発症しました。

私は運良く生還出来ました。

そこで師匠に説いて頂いた「みんなの福祉(幸せ)」を実現すべく、

横浜市社会福祉協議会に認可された「福祉吟詠教室」を主宰しました。

私は脳卒中を発症した際、発声に苦労しました。

詩吟の発声訓練が後遺症リハビリに有効と気づき、

先ず私が出来ることを同病の苦労している方と共有して

一緒に練習することから始めました。

師匠の夢「みんなの幸せ」を私が引き継いでいます。

色んな障害を抱えた方を含め約20名の方が会員です。

横浜ラポール秋の芸術劇場で5年連続発表しています。

舞台、会場そして参加出来なかった方も「みんな幸せ」です。

「良く頑張っている!!」と誉めて下さい。

何せ師匠の第一号弟子ですからね。師匠の口伝は忘れません。

そっちに行ってもまた弟子にして下さい。

栄えある第一号弟子は私です、席を空けておいて下さい。

今日は師匠とお話しできて、清々しい気持ちになり嬉しいです。

とても「幸せ」です。

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以上が故古角安祥師匠への想いです。(合掌)

 

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