スマート詩吟は面白い

スマート詩吟及び福祉詩吟は私の造語です。それらの普及を図っていきたいと思います。

令和元年日本吟道学院神奈川山梨秋祭り大会の一こま(林敬吟さん独吟「富士山」)

2019-09-28 09:00:00 | 神奈川山梨秋祭り2018(H30)~19(R1)年

令和元年97日に神奈川県横浜市中区の社会福祉センターで

公益社団法人日本吟道学院神奈川山梨地区秋祭り吟道大会が開催されました。 

今回紹介します吟詠は、日酸TANAKA教場 林敬吟さん「富士山」です。

詩文

富士山   石川丈山

仙客 来たり遊ぶ 雲外の頂き

神龍 棲み老ゆ 洞中の淵

雪は 翫素の如く 煙は柄の如し

白扇 倒しまに懸かる 東海の天 

 

  詩の心(日本吟道学院教典より転記)  

古来、富士山を詠んだ詩や歌の多い中で、山部赤人の

「田子の浦ゆ うち出でて見れば 真白にぞ 富士の高嶺に 雪は降りける」

の歌と並んで、最も有名な詩です。

富士の白雪を扇の地に、立ちのぼる煙を扇の柄に見立てた着想が独特の詩境です。

詩吟の定番です。皆さんも一度、口ずさんでみてください。ご感想は?

ではまたお会いしましょう。

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