(上: キツネノカミソリの群落)
片倉城跡公園の「奥の沢」と呼ばれる谷間では、早春の「カタクリ」、春の「ヤマブキソウ」に続いて、夏には「キツネノカミソリ」の群落が、訪れる人の目を楽しませてくれます。
そこに至る小径の脇に咲く「コバギボウシ」や「ヒヨドリバナ」や、名前を知らない山野草を眺めながら・・・・
(上:コバギボウシ)
(上:ヒヨドリバナ)
奥の沢に到着!
「キツネノカミソリ」と「ウバユリ」の共演でした。
(上: キツネノカミソリ)
(下: ウバユリ)
キツネノカミソリという名前の由来は、「葉がカミソリのように細長い形をしている」ところから来ているとか。しかしなぜ「キツネ」なのかは諸説あり、その1つが、キツネが出そうな場所に咲くからという説です。
一方、ウバユリの名前の由来は、花を咲かせる時期になると、葉がほとんど落ちてしまうので、「葉(歯)が無い」ということで、老女にたとえた名前がついたそうです。ちなみに漢字では「姥百合」と書くとか。
10日前に来た時は、下の写真のように、ほんのひとかたまりのキツネノカミソリと、ヤマユリがちらほら咲いていたのですが・・・
すっかり様変わりして、キツネノカミソリとウバユリに埋め尽くされた奥の沢になっていました。
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