これまでにも、このブログに数多く登場している片倉城跡公園。
毎年、四季折々の花々が目を楽しませてくれる場所ですが、今年もまた、本格的な春の始まりです。
この時期、来園者の一番のお目当ては、カタクリの花。そろそろ咲いているかなー?と公園にやって来ます。公園の入口を入ると、冬景色の中に、春の気配が・・・。
春の山の木の花の代表「コブシ」
そして「キブシ」
髪飾りのカンザシに似た花が豪華
そして今年初めて出逢ったのが「アブラチャン」の花。
(上:アブラチャンの木。クスノキ科)
「油ちゃん」なんて、可愛い名前と思ったら、漢字では「油瀝青」と書くそうで、「油」と防腐用塗料を意味する「瀝青」の組み合わせで、木全体に油が多いのが名前の由来だそう。
そして、カタクリの花の群生地で知られる「奥の沢」へ歩を進めると、最初に目に飛び込んでくるのが、この黄色い花。
名前は知らないのですが、春一番に目にする花です。(あとで、山野草に詳しい方に伺ったら、「リュウキンカ」という名前とか)
片倉城跡公園は、湧水が豊富なことでも知られ、この水が豊かな植生をはぐくんでくれるのでしょうか。
奥の沢の谷間では、もうカタクリの花が咲いているかなー?と、上って行くと・・・咲いていました!
まだ少し時期が早いかも?
見頃は、あと数日後でしょうか?
でも、とりあえず、目当てのカタクリに出逢えて満足。
辺りの足元には、他にも可憐な花々が
このあと、しばらくは、日ごとに花の数が増す片倉城跡公園です。