
作家の古くからの友人が、送ってくださったお菓子。
「なごや嬢」。
名古屋では人気のお菓子だそうです。
食べたら美味しい。
リーフパイのような感じかしらと思ったら、ちょっと違います。
中にホワイトチョコがサンドしてあります。
送ってくださった、おしゃれな友人を象徴するようなお菓子と、美味しいお味。
中に入っていた、キャプションに書かれていたのは
「「なごや嬢」と呼ばれる彼女たちは、エレガントなファッションで身を包み、長い髪をカールさせた「名古屋巻き」スタイルで、名古屋の街を彩る存在でした。そんな素敵な彼女たちをモチーフにしたお菓子です」
彼女そのものの、イメージです。
名古屋在住ではありますが、彼女は東京生まれ、東京育ち。
幼稚園からお茶の水女子大附属出身。
私は彼女のことを、みんなにも、ご本人にも「児童文学界の、林真理子」といつも言っていました。
お顔やスタイルは、林真理子とは真逆な方です。
日本舞踊で、舞台に立ったり、高価なお着物も煌びやか。
超超、売れっ子作家で、シリーズもたくさんあります。
同年代で、ずっと昔からの仲良しですが、同じ作家とはいえども、人気の長寿シリーズ50巻と60巻。
デビューの時は、私は、その公募の選考委員だったのですが、まあ、あの時の公募は、すごかったです。
学年別の、入選作のいくつかの本は、シリーズ化し、売れ続け数十巻のシリーズになっていきました。
そのトップランナーが、彼女です。
それだけではなく、彼女には本当に感心しています。
どんな時も、頑張って頑張り尽くし、大変なことにも負けてはいません。
不老不死の人です。
彼女と電話で喋るたび、感動します。
売れ方のレベルが、ぜんぜん違うシリーズを、あんなにたくさん出せたのも、彼女の根気強さと、竹のようなしなやかさがあったからだと思います。