20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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ざっくりバッグ

2024年08月07日 | Weblog
           

骨折以来、軽くて、安くて、小さめなバッグばかりを見つけて買っています。
今使っている赤いバッグも、安くて軽いです。

先日、軽くて安くても、大きくて、ざっくり、なんでも入ってしまうバッグを見つけました。

          

そこに、この、三越でいただいた保冷バッグが入ります。
お肉や、お魚など、ごっそり入れてきます。

近所でしたら、カートを転がしていきますが、バスで行く、ちょっと遠いお店だと、便利です。

そして帰宅すると、ラップに分けて、一回分づつ、ジップロックに入れて冷凍室に入れます。

          

今、気に入っているのが、このアジ。
胡麻醤油というのが、このお刺身を食べるのに、すごくあっていて美味しいです。
大葉と、茗荷を千切りにして添えて、一緒にいただきます。

あとはお野菜の煮物。
厚焼きだし卵。
ひきわり納豆。
簡単なお夕食です。

            

卵をつい、使ってしまうのは、卵は完全栄養食と言われているからです。
筋肉をつけるのには、タンパク質が大事と言われています。

昔は、卵は食べすぎると、コレステロールが上がると言われていましたが、もうコレステロール、高いし・・・(笑)。
でも下げる薬は、飲んでいません。

コレステロールを下げる、意味のわからないお味のスープも、作って、毎朝、飲んでるし。

一日、2個くらいなら大丈夫かなと、食べています。

卵で思い出すのが、小学生の頃。
食が細くて、痩せっぽっちだった私は、朝食など、祖母に怒られながら「迷い箸」。
そして、あまり食べずに「ごちそうさま」と逃げ出し、ランドセルを背負います。

「ジュンコ!」
慌てて飛び出してきた母の手には、スプーンに乗った、卵の黄身。
ちょっと、お醤油が垂らしてあります。
「これをごっくんと飲んで」
半分、逃げ腰の私を見て、怖い顔で、母が言います。
次にエプロンのポケットから、ビタミン剤を出して、もう片手にはコップのお水を持っていて、それを飲ませます。

毎朝、近所の養鶏場から、産みたての卵を買ってきます。(姉の役割でした)

考えてみると、母は商家の末娘で、生まれてすぐに母親が亡くなり、「おんば日傘」で育った人なのに。
でも、母親として、必死に栄養を考えていて、少食の私を(給食もコッペパンに食べたくないおかずを詰め込み残します)、なんとか健康に育てたいと、産みたて卵の黄身だけを飲ませたのでしょう。
手のかかる子どもだったのでしょう(涙)。

私は、その罪滅ぼしに、父が亡くなってからは、毎朝9時になると「元気?」という簡単な5分電話で、母の元気確認をしていました。
リーンと一回なると、母はすぐに出ます。
私からの電話を、母は毎朝、首を長くして待っていたようです。
母が喋りたいことがあると、15分くらいになることもありましたが(笑)。
東京から秩父。毎朝の習慣でした。

その話を友人にしたら、彼女も夜8時に、東京から京都に「私も母へ電話するわ」と、晩年は、習慣になっていました。
その友人も3年前、亡くなってしまいましたが。
コメント
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