昨日の土曜日、ランチにお出かけしようと思ったら,夫が「どうも目の乾きがひどいから眼科に行く」といいだしました。
ちょうど私もコンタクトレンズを買わなくてはいけないので、いつも行っている眼科に一緒に出かけていきました。
意外なことに、夫はその眼科では初診でした。
私は視力検査をして、ふたりの先生に目の状態を見ていただき、目薬とコンタクトを出していただき、終了。
ところが夫が、診察室からなかなか出て来ません。
いろいろな検査の結果、夫の目の状態は、ひどいドライアイだったようです。
それを解消するために、涙点プラグを入れることになったようです。
近頃ではシリコン製のプラグでは目がごろごろすることがあるので、とりあえずは、アテロコラーゲンという物質を涙の通り道である涙小管に注入して、涙の排出を抑える新しい方法のようです。
生体適合性の高いアテロコラーゲンを使用しているので、体温によりゲル化する特性を利用して、充填時には液状のため簡単に充填でき、涙小管内ではやわらかいゲルとなり刺激が少なく、しっかりと涙点を閉鎖するそうです。
ドライアイの新しい治療法みたいです。
シリコン製の涙点プラグを、その場で5分ほどで挿入するという話は聞いたことがありましたが、近頃はそうした方法も開発されているようです。
治療後は、目の具合がだいぶいいようです。
先生から「毎晩バスタブにつかるときは、あたたかいタオルを目にあててください」と言われたそうです。
目を温めるというのは、やはりとてもいいようです。
いまどきは、ドライアイの方が多いですが、眼科にご相談にうかがえば、解決策が見つかりそうです。
〔写真はシリコン製のプラグ。眼科のサイトからお借りしました)