今日から4月。
昔は、この日から、綿入れから綿を抜き、着物を着るので、4月1日は、四月朔日(わたぬき)と呼ばれていたそうです。
私たちにしたら、この日はエイプリルフールのほうが、馴染みがありますが・・・。
考えてみると、昔の人はこうして、春になると綿入れの綿をぬき、こざっぱりとした身なりで、外へ出るわけです。
数着、衣服を持っているだけで、十分四季を過ごすことが出来たわけです。
『フランス人は10着しか服を持たない』というベストセラーになった本があります。
ここでは、いわゆる、ミニマルな生活を提唱しています。
クローゼットに溢れるような洋服下げておくのではなく、いつも気持ちよくお気に入りを何枚か下げておくだけ。
そして、クロゼットも暮らしも、さっぱり生きる。
ベッドルームのクローゼットがカオスと化している私にとっては耳の痛い話です。
でも、「四月朔日」(わたぬき)のようなミニマルな生活を、いつかしてみたいという願望だけはいつもあるのですが・・・。
さあ、今日から4月。
新年度です。
思いも新たに、またがんばりましょう。