20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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四月朔日(わたぬき)

2015年04月01日 | Weblog

           

 今日から4月。

 昔は、この日から、綿入れから綿を抜き、着物を着るので、4月1日は、四月朔日(わたぬき)と呼ばれていたそうです。

 私たちにしたら、この日はエイプリルフールのほうが、馴染みがありますが・・・。

 

 考えてみると、昔の人はこうして、春になると綿入れの綿をぬき、こざっぱりとした身なりで、外へ出るわけです。

 数着、衣服を持っているだけで、十分四季を過ごすことが出来たわけです。

           

『フランス人は10着しか服を持たない』というベストセラーになった本があります。

 ここでは、いわゆる、ミニマルな生活を提唱しています。

 クローゼットに溢れるような洋服下げておくのではなく、いつも気持ちよくお気に入りを何枚か下げておくだけ。

 そして、クロゼットも暮らしも、さっぱり生きる。

 

 ベッドルームのクローゼットがカオスと化している私にとっては耳の痛い話です。

 でも、「四月朔日」(わたぬき)のようなミニマルな生活を、いつかしてみたいという願望だけはいつもあるのですが・・・。

 

 さあ、今日から4月。

 新年度です。

 思いも新たに、またがんばりましょう。

コメント (2)
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