20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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花散らしの雨

2015年04月06日 | Weblog

            

 霞(かすみ)の衣をまとったような、雨の日曜日でした。

 うつくしく、そして夜は妖艶に、私たちを楽しませてくれた桜が、花散らしの雨のせいで、ひらひらとあとからあとから落ちてきます。

 まるで雪がつもったみたいです。

 昨日は、雨の中、公園をお買い物に歩きました。

            

 桜蘂(しべ)も、すっかり姿を見せています。

 遠目でみると、あの桃色だった世界が、ほんのり赤く見えます。

 

 そろそろ桜の季節もおわり、木立は花舞小枝の色にそまります。

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