不審者情報が溢れる昨今、
むやみやたらに子どもに声をかけられなくなってしまった。
子どもが大好きな私にはなんとも辛い。
わが子が可愛いのはもちろんだが、よそのお子さんも可愛い。
特に娘が小学生になってからは
赤ちゃんや幼稚園児のかわいいこと!
もうメロメロになってしまうことが多い。
しかし、うちは社宅住まいなので、
同じ社宅に住むお子さんには声をかけられる。
だいたいこっちもむこうも互いに知ってるし、
「だれちゃんのママ」とか
「○○さんちのお子さん」とか、それくらいなら分る。
詳しくは知らなくても、同じ社宅だからと一つの垣根は越えている。
私の住んでいる棟は特に子どもが多いので
気候の良い夕方になると、子どもが溢れんばかりに遊んでいる。
昨日は夕方に出かけるとき、
社宅の入り口に敷物をひいて遊んでいた小学二年のYちゃんから
「オッス」と声をかけられた。
「わぁ、Yちゃん、なにしてるん?」
「えっとねぇ~」
もう、嬉しくてたまらない。
Yちゃんとはエレベータが一緒なので、何度かは話したことはあったけど、
「オッス」と声をかけられたのは初めて
。
ほんの数秒のふれあいだけど、
嬉しいなぁ~とつくづく思う。
わが家は娘一人なので、
小学生の男の子とも話したくてたまらない。
お隣は娘と同級生の男の子と中一の男の子がいる。
見かければ必ず声をかけるし、いろいろ聞くと
丁寧に答えてくれるその姿が、またたまらなくかわいいと思う。
そうだ、私って、恵まれた環境に住んでいるのだなと、つくづく感じた。