昔ながらの洋食屋の由緒正しいオムライスです。玉ねぎは大きめカットで私の好みとは違いますが、チキンは細かくカットしてあり、しっかりした硬さ(恐らくセセリ)が味わいを出しています。
ケチャップライスの味つけがちょうどよく ソースは中濃ソースっぽいです。
トロミ具合も中濃ソースのそれで、このオムライスにはよく合っています。
ベテラン店員さんのサービスがよく、古きよき時代のサービスが生きています。
大阪の水はあまり美味しくないと思いますが 市では美味しくなったと宣伝しています。
まだ時々海の匂いや川藻の匂い プラスチックの匂いや泥の匂いを私は感じることがあります。
ここは水にレモンを入れて 氷で冷やして後 氷を抜いて 水だけを出すという、心のこもったお冷を出してくれます。
気がついた人はいるでしょうか。
ところで、私がオムライスを注文して食べていると その後次々とオムライスの注文が入ります。
数えていると 連続五つ入りました。
しかも私の後ろの席 両隣の席 そして相席になったお向かいさんもオムライスの注文です。
ここはオムライスも確かに人気がありますが、やはり洋食屋らしいエビフライ ビーフカツ ハンバーグなどが人気メニューなのです。
私のオムライスがよほど美味しそうに見えたのかな?
最近どこへ行っても こういう事が多いので驚いています。
ピリ辛高菜を用意します。卵なしチャーハンは焦げ付きから逃げられません。そこで秘策です。
冷ご飯を温めます。そこへピリ辛高菜と縮緬ジャコを混ぜ込みます。
フライパンを温めて 万願寺唐辛子とピーマンと 種抜き鷹の爪を一緒に炒めます。
炒まったらそこへ高菜ご飯を入れます。ご飯は焦げ付き出します。フライパンを火から外してご飯を切るように混ぜます。そこの焦げもはがします。
すぐにフライパンを火にかけて炒めます。ご飯に油が回っているので もう高菜飯は焦げません。
でもこのままだと チャーハンは脂ぎっていますから、削り鰹をまぶします。(叉はきなこ)
此処まで火は中火です。
慌てずゆっくりやって下さい。イライラと強火で調理してもいい結果を産みません。
強火で短時間はプロの業なので 素人は真似出来ません。
他人に出来ない業を持っているからプロなのです。
だからこそお店で食べる値打ちがあるのです。