たこやき発祥のお店を名乗る会津屋さん ここのスタイルはソースなし 醤油味のそのまま食べるスタイルです。
我々が知っているソースを塗るのが当たり前のたこ焼きからみたら 奇異に映りますが こちらが元祖だそうです。
地味の醤油味は芳ばしくてまた違った美味しさが在ります。
しかしたこ焼きは関西人(この言い方は嫌ですけど)のソウルフードだと思いますからそれぞれのこだわりがあって、元祖と言えどもソース好きも引き下がりません。
前に違う支店のも頂いた事がありますが、あの時は洗練されてよく焼けておいしかったです。
この日のは少し粉っぽく、小麦粉のエグミを感じました。本来のコナモンってこんな感じでしたよねぇー
ところが、それが却って良くて逆説ながら美味しかったです。それはどこかお餅の味わいが在ります。
ははは…我ながらヘンな奴です。
ソースでごまかしていないので味の判定はかなりシビアですけど、今度は夏にビール片手に食べてみたいたこ焼きです。
先日、手塚治虫さんのエピソードがテレビで放送されました。漫画の神様と言われた氏も スランプがあって 劇画ブームの時は 周りからも手塚治虫の時代は終わったと言われたそうです。
そこから立ち上がって復活してできた作品が名作ブラックジャックだったのです。
その頃、同じ巨匠の赤塚不二夫さんは 劇画ブームを逆手にとって、ギャグ漫画に突然劇画を挿入して バカボンのパパの劇画タッチの絵を描いて 笑いをもぎ取っておられました。
私は手塚さんも赤塚さんもどちらも好きです。時代に流されない姿勢が大好きです。
常に先頭を走る人は尊敬に値します。なんとか見習いたいものです。
ふきといえば 煮物が定番ですが、目先を変えてゴマ和えにしましょう。
ふきの香りを楽しむために、筋をとって塩ゆでは30秒に留め、冷水であく抜きをします。
このまま塩分多めの出汁につければ、ふきのさっと煮になります。
ごまよごしはゴマと少量のミリンを足します。
ふきの葉っぱは別ゆでします。
重曹を入れた熱湯で一分茹でて、火を止めたらそのまま冷めるまで放置します。
更に苦味を感じなくなるまで何度か水替えをしてから 水気を絞り、醤油 出汁 ミリン 酒 すりごまを和えて仕上げます。
口当たりがもそもそしますので、なるべく細かく刻んで、隠し味にマヨネーズを入れます。
かなり念入りに苦味抜きをやりますが、ふきの良い香りはなくなったりしません。
ふきの煮物に飽きたときにどうぞ。